会長挨拶
第23回日本口腔ケア学会総会・学術大会
第6回国際口腔ケア学会総会・学術大会
大会長 栗田 浩
信州大学医学部 歯科口腔外科学教室 教授
このたび第23回日本口腔ケア学会総会・学術大会/第6回国際口腔ケア学会総会・学術大会 合同会議を、長野県松本市で開催させて頂きます。
“口腔ケア”は広く社会に普及しました。口腔ケアは歯科医療だけでははく、広く医療、看護、リハビリ、介護、保健衛生、栄養、保育など、多くの現場で取り組まれ成果を挙げています。勿論、口腔ケアはひとびと全てに関連したものであり、ひとびとの健康の礎となるものです。
学会とは、特定の分野や学術内容に興味のある人が集まり、研究成果を発表し、議論や情報交換を行う組織であり、学術分野全体を発展させ、新たな研究成果を普及させる目的があります。その学会が開催する学術大会は研究発表、講演会、シンポジウムなどを通し、参加者が最新の情報を得たり、意見交換、交流などの役目を果たす場となっています。口腔ケアにとって市民は重要な“参加者”ではないでしょうか?市民も学術集会に参加し、口腔ケアの知識を深め、実践していって欲しいと考えました。
そこで、今回の大会テーマを、「みんなで、みんなの口腔ケア:Oral Care for The People, by The People」といたしました。パクリと言われればそれまでですが、エイブラハム・リンカーンが遺した言葉を引用しています。口腔ケアは、すでにヘルスケアワーカーを超えて、ひとびとのものになっています。今回の大会では、市民の方々にも参加頂ける学術大会とすべく準備を進めています。
大会会場は、松本市の市内に数カ所設けます。市民や松本の街と交わる形で、口腔ケアの発展を目指していきます。学会会員や医療者の皆様は、会場を回りながら松本の街を楽しんで頂くとともに、市内にちりばめた会場で市民の皆様と一緒に、口腔ケアを語り合って頂きたいと思います。具体的には、1日目はメイン会場で、口腔ケアによる学術的なプログラムを組んで、専門家の学術交流を図ります。2日目は市内にちりばめた各会場で、市民の方にも聞いて頂けるプログラムを組んで、市民参加のもとに学術活動、交流を行いたいと思います。
少し無謀とも、突拍子もない学術集会だと思われますが、参加頂く皆様の記憶や心に、そして口腔ケアの歴史に残る大会にしたいと思っております。5月の信州松本は大変爽やかで良い季節です。松本の地と、口腔ケアに関する交流を満喫して頂けるよう、準備委員会および医局員一同準備して参ります。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。





