会長挨拶

第120回日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会の開催にあたって

第120回日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会
会長 黒野 祐一(鹿児島大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教授)

 第120回日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会を鹿児島大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室が担当し、2019年5月8日(水)から5月11日(土)に大阪国際会議場(グランキューブ大阪)で開催させていただきます。このような栄誉を与えていただいた久育男前理事長ならびに森山寛現理事長をはじめ、日耳鼻役員ならびに会員各位に心より感謝申し上げます。

 本学会は今年の山岨達也教授を会長とする第119回日耳鼻総会・学術講演会開催時に創立125周年の記念式典が執り行われ、来年から新たな歴史が始まろうとしています。また、改元直後の最初の学会にもなります。そのような新しいスタートラインとなる第120回日耳鼻総会・学術講演会を担当させていただくことは大変光栄なことであり、教室員そして同門会会員が一丸となって、参加していただく会員にとって有益な会となり、本学会の発展に貢献できるよう鋭意準備を進めていく所存です。しかし、本学会を鹿児島大学が担当するのはその創立以降初めてのことであり、また、会長の所在地以外の都市で開催するのも本学会の長い歴史において初めてのことです。まさに新たな幕開けを予感させる学会とも言えますが、その責任の重さを感じています。

 学術講演会の企画については、日耳鼻理事会や学術委員会の御指導をいただきながらこれから作業を開始しますが、本学会の主要なプログラムである宿題報告は、「鼻副鼻腔炎症病態の制御に向けた免疫薬理学的アプローチ」を島根大学の川内秀之教授、「頭頸部がんの最適化医療-根治とQOLの両立を目指して-」を神戸大学の丹生健一教授、「超高齢社会におけるめまいと平衡障害への対応」を聖マリアンナ医科大学の肥塚泉教授にご講演いただきます。それぞれの領域の第一人者であり、素晴らしいお話を拝聴できるものと期待しています。また、今回から新しい試みとして、日耳鼻の関連する学会によるシンポジウムやパネルディスカッションを企画するなど、会員の多様なニーズに応えることができるよう多彩なプログラムを設けることを計画しています。

 来年は5月1日に新天皇が即位されるため4月末から大型連休となり、連休明けに開催する本学会への参加者が少なくなるのではないかと懸念しております。しかし、診療でいかに忙しくても本学会に是非とも参加したいと思っていただけるような魅力溢れる企画を満載する予定です。

 多くの会員の皆様と大阪でお会いするのを今から楽しみにしています。