第10回日本在宅救急医学会学術集会

会長挨拶

第10回日本在宅救急医学会学術集会
会長 井川 誠一郎
平成医療福祉グループ 診療本部長
日本慢性期医療協会 副会長
会長 井川 誠一郎

この度、第10回日本在宅救急医学会学術集会の大会長を拝命いたしました、井川誠一郎です。2026年10月31日、11月1日と二日間にわたり、大阪の中心地にある大阪商工会議所にて開催できますことを、心より光栄に存じます。

わが国では、人生100年時代ともいわれる中、医療・介護の現場では高齢化が急速に進んでいます。高齢者の多くが慢性疾患を抱えつつ地域での生活を継続しており、そのなかで急変や緊急時対応のニーズは年々高まっています。在宅救急は、単なる「在宅医療の延長」ではなく、生活を支える医療の中核的な機能として、ますます重要性を増しています。

一方で在宅救急と慢性期医療との連携・共創も大きな鍵となります。慢性期医療の知見と、在宅救急の柔軟な対応力が組み合わさることで、より患者本位のケアが実現できると確信しています。医師、看護師、薬剤師、リハビリ専門職、介護職といった多様な職種が垣根を越えて協働し、地域包括ケアシステムとの連携を強化することが、今後ますます重要になるでしょう。

在宅医療をはじめとする慢性期医療と救急医療の実践者や研究者が一堂に会し、現場の知見を共有し、課題に対して実践的な解決策を探る貴重な機会である本学会の趣旨を踏まえ、本大会のテーマとして「超高齢社会を支える在宅救急 ― 慢性期医療との共創」を掲げ、これからの在宅救急医療のあり方を多角的に議論できる場に、記念すべき第10回大会をしたいと考えております。

本学術集会では、特別講演、シンポジウムといったプログラムをご用意すると同時に、在宅救急に関する最新の知見や地域での実践事例を発表していく場として一般演題もカテゴリーフリーで採用いたします。ぜひ慢性期医療との融合によって見えてくる新たな可能性について議論を深めて下さい。現場の医師、看護師、薬剤師、ケアマネジャー、救急隊、行政担当者など、多職種の皆さまにご参加いただき、それぞれの視点からのご意見やご提案をいただけることを心より期待しております。

最後に、この学術集会の開催にあたり、ご協力いただきました関係各位、共催・後援団体の皆さまに心より御礼申し上げます。皆さまとの対話が、より良い地域医療・在宅医療の未来を拓く第一歩となることを願っております。

大阪の地で、皆さまとお会いできることを楽しみにしております。

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