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第28回
栃木県理学療法士会学術大会
大会事務局

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大会長挨拶

第28回栃木県理学療法士会学術大会
大会長 長﨑 稔
(済生会宇都宮病院)

大会長 長﨑 稔

2024年12月8日(日)に自治医科大学地域医療情報研修センターにて、第28回栃木県理学療法士会学術大会を開催する運びとなりました。栃木県では昨年、国内初の全線新設LRTライトラインが開業し全国の注目を集める中、栃木県理学療法士会の会員数は年々増加しており、1500名を超えて益々盛り上がりを見せております。

本学術大会のテーマは「多動力―Take Action for the Future―」としました。“多動力”という言葉には、「まずは自ら研鑽し己の専門となる領域を確立すること、そしてそれを軸として様々な領域に踏み出し、挑戦して、活躍の場を増やしていくこと」という意味が込められています。自分の専門領域は何か、新たな挑戦をしているか、活躍の場を広げているか。自分の現在位置を見つめ、さらなる成長のきっかけをつくりたいという思いでこのテーマを選びました。人生を豊かにするためには成長と貢献が必要と言われています。成長するための唯一の方法、それは挑戦することです。本学術大会は特に若手理学療法士が挑戦するために最適な場所だと思います。参加するだけでも価値がありますが、ぜひとも演題登録をして、発表をしてみて下さい。その経験は、間違いなく自分を成長させてくれることでしょう。学生にとっても有意義な時間になることは間違いありません。未来のために今こそ行動を起こしましょう。

本学術大会は「ネットワークの形成」と「多様化する働き方」をコンセプトにプログラムを構築しました。ポスター発表の割合を多く設定し、発表後にコミュニケーションがとりやすいような時間配分となっています。質問や意見交換を気軽に行い、繋がりを創り、栃木県内理学療法士のネットワーク形成が促進されることを願っています。シンポジウムは「理学療法士による起業と独立への挑戦」、「理学療法士による地域貢献への挑戦」と題して県内でご活躍されている先生方から貴重なご経験を交えたお話をしていただきます。

特別講演では、福島県立医科大学の阿部浩明先生、済生会宇都宮病院の小倉崇以先生、株式会社geneの張本浩平先生、コンディション・ラボの園部俊晴先生と著名な先生方から対面でご講演いただけることとなりました。このような機会は大変貴重なため、ぜひ会場で先生方の生の熱意を肌で感じ、骨の髄まで染み渡らせて下さい。

昨年に引き続き、今大会も対面とwebのハイブリッド開催とし、一部オンデマンド配信も行う予定です。共に学び、交流し、よりよい理学療法の発展に貢献できるよう、皆様にとって有意義な学会を目指して、準備委員・学会部で鋭意準備を進めて参ります。ぜひとも多くの先生方のご参加をお願い申し上げます。