プログラム・日程表
日程表 7月24日
日程表 7月25日
日程表 7月26日
[オンデマンド配信] 予定
大会長基調講演
7月24日(金)9:15~9:55:第1会場(1F 大ホールA)
理学療法学研究の未来への提言
▼ 趣旨
大会趣旨に基づき、これまでの理学療法学研究の流れを見据えたうえで、未来へ向けてあるべき姿を提言する。特に、学会の学問の発展に対する大きな二つの役割である、専門性のなかでの科学の追求と、体系化・一般化の二軸に基づいた研究のあり方について、本大会の構成を含めて述べてみたい。
そのうえで、本講演では特に理学療法学の体系化、一般化についての議論の方向性を示す。本大会の最終的な目標は「理学療法学の定義」を表明することにあり、大会開催までの約1年間をかけて、各学会・研究会で議論を重ね、それらを統合した定義を発表する予定である。
一方、理学療法学が国民の健康及び福祉に寄与するための学問であるとすれば、理学療法にとっての健康とは何かを議論し、ある程度のコンセンサスを得ておくことが涵養となる。また、学問の体系化を志向するのであれば、どのように体系化を目指すべきなのか道標が必要となろう。その意味でも俯瞰的な見地から、本大会で議論すべき事項についてアウトラインを示す。
- 講師:
- 藤澤 宏幸(東北文化学園大学大学院健康社会システム研究科)
- 座長:
- 河上 敬介(大分大学福祉健康科学部)
理学療法学術賞受賞記念講演
7月24日(金)10:00~11:00:第1会場(1F 大ホールA)
基礎研究学術賞
- 講師:
- 大西 秀明(新潟医療福祉大学リハビリテーション学部)
臨床研究学術賞
- 講師:
- 森岡 周(畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター)
- 座長:
- 網本 和(仙台青葉学院大学リハビリテーション学部)
特別講演1
7月24日(金)12:50~13:50:第1会場(1F 大ホールA)
理学療法における健康について
▼ 趣旨
理学療法の最終的な目的は対象者の幸福感、生活の質を含めた“健康増進health promotion”である。人口減少時代に入り、世界においても稀な高齢化の進んだ本邦において、健康の意味があらためて問われようとしている。この重要な時期に、あらためて健康の意味を考え、理学療法士としてどのように取り組むべきか議論することは有益であろう。
世界保健機関(World Health Organization, WHO)によって1948 年に制定された健康の定義は、『健康とは、単に疾病あるいは虚弱でないというだけではなく、身体的にも、精神的にも、そして社会的にも、完全に安寧(良い状態)であること』とされている。ここで、単に身体的だけでなく、健康を全体論(holism, holistic view)として捉える視点、単に病気や虚弱との対概念ではないということについては肯定的に受け止めることができる。
疾病や障碍があっても健康であるとは、どのような状態であるのか。死に向かって生きる者としての生き方(ナラティブ)にも関わる健康観について概観してほしい。
- 講師:
- 星 文彦(埼玉県立大学名誉教授)
- 座長:
- 小塚 直樹(北海道千歳リハビリテーション大学健康科学部リハビリテーション学科)
特別講演2
7月25日(土)9:00~10:00:第1会場(1F 大ホールA)
理学療法学の学問的体系化に向けて
▼ 趣旨
理学療法は病者の苦しみを少しでも楽にしたいという想いから生まれた技術の集成であり、その根拠を求め、理論体系を整えるために学術研究が進められてきた。日本の理学療法士が1966 年に誕生して半世紀を超える歴史には、”技術の集成”と裏付けとして”学術の探究”の歩みが刻まれている。
21 世紀を迎え、4 年制大学での教育が進むなかで理学療法に関する学術研究の発展は加速し、次のステップを進める準備が整ったといえる。2021 年には日本理学療法学会連合(JSPT)が12 の学会とともに法人化し、2025 年度には17 法人学会と3 研究会でJSPT が構成されることになる。科学は新規性を求めるという本性ゆえに、研究領域は細分化され、研究を遂行するには特定の深い知識が求められることになる。
その一方で、理学療法が向き合う対象は一人の人間である。また、理学療法を実践するのも一人の人間である。その意味において、細分化された知識ではなく統合された知識が必要となる。理学療法の実践を自ら説明できるようなモデルを作成することも、その一つであろう。また、学問の伝承・後進の育成という観点から見ても、理学療法学とは何か、その構造を明らかにしたうえで、教育を実践することもプロフェッションとしては必要なことであり、その延長線上には国家試験出題基準がある。
理学療法学を体系化するという意味から議論をはじめ、研究の重厚化(実践・臨床、理論・パラダイム、哲学・倫理のレベルでみた整理)、諸学問との関係性(構造)等について示唆を与えてほしい。
- 講師:
- 木村 貞治(長野保健医療大学保健科学部リハビリテーション学科理学療法学専攻)
- 座長:
- 大畑 光司(北陸大学健康未来社会実装センター)
特別企画シンポジウム1
7月24日(金)11:10~12:40:第1会場(1F 大ホールA)
各領域における理学療法モデルの現在
▼ 趣旨
理学療法を実践するなかで、研究によって得た知識体系を活かして、広く国民に高度で質の保障された医療の提供が望まれる。その基本を成すのが、理学療法の実践モデルであろう。理学療法モデルを考えた場合に、理学療法全体を網羅できるものもあれば、専門領域に特化したモデルも考えられる。現在広く普及している国際生活機能分類の生活機能モデルとの関係性を考慮しながら、あるいは拘束されずに理学療法士の臨床を表現できるモデルについて議論したい。
- シンポジスト:
対馬 栄輝(弘前大学大学院保健学研究科)
河野 裕治(藤田医科大学病院リハビリテーション部)
大畑 光司(北陸大学健康未来社会実装センター)
小塚 直樹(北海道千歳リハビリテーション大学健康科学部リハビリテーション学科)
森 明子(兵庫医科大学リハビリテーション学部)
- 座長:
- 吉井 智晴(東京医療学院大学保健医療学部)
日髙 正巳(兵庫医科大学アドミッションセンター)
特別企画シンポジウム2
7月24日(金)16:20~17:50:第1会場(1F 大ホールA)
治療学に貢献しうる理学療法研究とは
▼ 趣旨
理学療法は「治療学として生まれ、リハビリテーションと出会うことで哲学を得た」とは、故砂原茂一氏の言葉である。理学療法は人間の生物学的側面を重視し、リハビリテーションは社会的行為を射程にしている。その交差する領域がリハビリテーション医療であると捉えることもできる。
ここでは、疾病や機能不全に対する治療としての理学療法に着目し、当該領域における研究の動向を概観してほしい。
- シンポジスト:
山田 実(筑波大学人間系)
相澤 純也(順天堂大学保健医療学部理学療法学科)
玉木 彰(兵庫医科大学リハビリテーション学部)
井垣 誠(公立豊岡病院組合立豊岡病院リハビリテーション技術科)
生野 公貴(西大和リハビリテーション病院リハビリテーション部)
- 座長:
- 吉尾 雅春(千里リハビリテーション病院セラピー部)
浅田 啓嗣(鈴鹿医療科学大学保健衛生学部リハビリテーション学科)
特別企画シンポジウム3
7月25日(土)17:10~18:40:第1会場(1F 大ホールA)
リハビリテーション医療に貢献しうる理学療法研究とは
▼ 趣旨
理学療法は「治療学として生まれ、リハビリテーションと出会うことで哲学を得た」とは、故砂原茂一氏の言葉である。理学療法は人間の生物学的側面を重視し、リハビリテーションは社会的行為を射程にしている。その交差する領域がリハビリテーション医療であると捉えることもできる。
ここでは、疾病及び機能不全はもとより、機能的制約や社会的行為を射程に入れた理学療法に着目し、当該領域における研究の動向を概観してほしい。
- シンポジスト:
浅川 康吉(東京都立大学健康福祉学部)
松田 雅弘(順天堂大学保健医療学部)
内田 学(大阪医療大学医療看護学部理学療法学科)
高倉 保幸(埼玉医科大学保健医療学部理学療法学科)
石橋 雄介(大阪精神医療センターリハビリテーション室)
- 座長:
- 村永 信吾(医療法人鉄蕉会亀田総合病院リハビリテーション事業管理部)
佐藤 友則(東北労災病院治療就労両立支援センター予防医療部)
特別企画シンポジウム4
7月26日(日)11:50~13:20:第1会場(1F 大ホールA)
日本理学療法学会連合の未来を語る
▼ 趣旨
2024 年度に諮問委員会として将来検討委員会を設置した。諮問事項は以下のとおりである。
(1)理学療法学に関する研究成果に基づいた高度な専門教育とその制度について
・学会による高度な理学療法の実践に関わる資格認証制度の考え方について
・学会による専門理学療法士制度について
(2)会員間連携、関連学会ならびに関係省庁への組織的な取り組みについて
・日本学術会議での活動戦略とテーマ(健康生活委員会・分科会)について
・第2 回以降の日本理学療法学会連合学術総会の方向性について(学術総会検討委員会の答申をもとに)
・医学会分科学会(内保連、外保連を含む)を含めた関連学会との連携のあり方について
これらの検討結果(答申)をもとに、日本理学療法学会連合の今後の活動について議論いただきたい。
- シンポジスト:
相澤 純也(順天堂大学保健医療学部理学療法学科)
金子 文成(東京都立大学人間健康科学研究科理学療法科学域)
神谷健太郎(北里大学医療衛生学部)
島田 裕之(国立長寿医療研究センター老年学・社会科学研究センター)
建内 宏重(京都大学医学研究科)
森岡 周(畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター)
- 座長:
- 小塚 直樹(北海道千歳リハビリテーション大学健康科学部リハビリテーション学科)
大畑 光司(北陸大学健康未来社会実装センター)
総合シンポジウム
7月26日(日)13:30~14:30:第1会場(1F 大ホールA)
理学療法学の定義と研究の未来
▼ 趣旨
各学会・研究会における大会までの検討内容と大会期間中の議論を総括し、理学療法学の定義を明確にしたい。最終的に第1 回学術総会宣言として、こらからの日本理学療法学会連合および団体会員による学術活動の本質について確認する。
- シンポジスト:
大畑 光司(北陸大学健康未来社会実装センター)
小塚 直樹(北海道千歳リハビリテーション大学健康科学部リハビリテーション学科)
斉藤 秀之(日本理学療法士協会 会長)
- 座長:
- 藤澤 宏幸(東北文化学園大学大学院健康社会システム研究科)
合同シンポジウム1
7月25日(土)10:10~11:40:第1会場(1F 大ホールA)
働く人の健康を守る予防理学療法の役割
▼ 趣旨
我が国において、労働者の労働災害の予防や離職予防(治療と就労の両立支援)は産業保健の領域において重要な課題であり、理学療法士の活躍が期待されている領域と考える。本シンポジウムでは、働く人の健康を守るために予防理学療法が果たす役割について、最新の研究成果や実践事例を交えて議論する。
- シンポジスト:
新井 智之(埼玉医科大学保健医療学部理学療法学科)
久原 聡志(産業医科大学病院リハビリテーション部)
松垣竜太郎(産業医科大学産業生態科学研究所作業関連疾患予防学)
- 座長:
- 廣滋 恵一(九州栄養福祉大学リハビリテーション学部)
佐藤 友則(東北労災病院治療就労両立支援センター予防医療部)
日本予防理学療法学会
合同シンポジウム2
7月25日(土)10:10~11:40:第2会場(1F 特別会議場)
内部障害系理学療法領域の学会主導研究における最前線
▼ 趣旨
分科学会ごとに学会活動を開始して5年が経過する。内部障害系理学療法領域では、「呼吸器理学療法学会」、「糖尿病理学療法学会」および「循環器理学療法学会」の3領域においてそれぞれ学会主導のレジストリ研究や調査研究を展開している。本合同シンポジウムでは、各分科学会の5年間の歩みと構築したエビデンスをもとに、今後5年間の3学会共通の課題ならびに各学会独自の課題について情報共有をしたい。
- シンポジスト:
神谷健太郎(北里大学医療衛生学部)
玉木 彰(兵庫医科大学リハビリテーション学部)
井垣 誠(公立豊岡病院組合立豊岡病院リハビリテーション技術科)
- 座長:
- 高橋 哲也(順天堂大学保健医療学部)
加藤 倫卓(名古屋市立大学医学部保健医療学科)
日本循環器理学療法学会
合同シンポジウム3
7月25日(土)10:10~11:40:第3会場(1F 中ホール)
脳卒中における治療用長下肢装具の臨床実践とエビデンス構築
▼ 趣旨
合同シンポジウムでは、最新の治療用装具の臨床応用とその効果に関するエビデンスについて議論する。具体的には、装具の選定基準、リハビリテーションの効果を最大化するための活用方法、そして国内外の研究データに基づくエビデンス構築の現状と課題について専門家が意見交換を行う。臨床現場での装具使用の最適化とエビデンスに基づいた治療戦略の構築を目指す。
- シンポジスト:
平塚 健太(函館市医師会看護・リハビリテーション学院理学療法学科)
佐藤 圭祐(株式会社LIM projectsウェルネスリサーチセンター)
- 座長:
- 阿部 浩明(福島県立医科大学保健科学部)
日本支援工学理学療法学会
合同シンポジウム4
7月25日(土)10:10~11:40:第4会場(2F 小ホール)
女性労働者が健康に働き続けるために(仮)
▼ 趣旨
女性労働者が健康に働き続けるために何ができるか、何を考えなければならないかを3団体の女性講師に講演いただく。
- シンポジスト:
及川しのぶ(合同会社Fizzwork / からだフィズ)
森 明子(兵庫医科大学リハビリテーション学部)
上薗 紗映(日本精神・心理領域理学療法学会)
- 座長:
- 川又 華代(日本産業理学療法研究会)
川村有希子(三菱総合研究所)
日本産業理学療法研究会
合同シンポジウム5
7月25日(土)12:00~13:30:第1会場(1F 大ホールA)
公衆衛生学と地域理学療法学~地域理学療法学のさらなる拡がり~
▼ 趣旨
公衆衛生学的視点からみると地域理学療法の実践領域は高齢者保健分野が先行している感がある。地域理学療法学をより広く国民に貢献できる学問に発展させるため本総会を機に産業保健や学校保健における地域理学療法の関わり方を考え、地域理学療法学のさらなる拡がりや可能性についてディスカッションしたい。
- シンポジスト:
野口 雅弘(北陸大学医療保健学部理学療法学科)
粕山 達也(健康科学大学健康科学部リハビリテーション学科)
佐藤 友則(東北労災病院治療就労両立支援センター予防医療部)
- 座長:
- 木村 孝(特別養護老人ホーム グランツァ)
松林 義人(名古屋葵大学医療科学部理学療法学科)
日本地域理学療法学会
合同シンポジウム6
7月25日(土)12:00~13:30:第2会場(1F 特別会議場)
理学療法教育における予防の視点 ~学校保健から疾病予防、介護予防までを見据えた教育の課題と展望~
▼ 趣旨
健康寿命延伸という視点から、理学療法士による予防的アプローチの重要性がますます高まっている。社会的ニーズの高まりから、学校保健領域における子どもたちへの予防的介入、成人の生活習慣病予防、高齢者の介護予防まで、幅広い年齢層や健康状態に対応する人材を育成する必要があります。時代の流れとともに理学療法士の職域や対象が変わりゆく中、教育も社会のニーズに応えるかたちに変化しなければならない。
本シンポジウムでは、理学療法士養成教育および卒後教育において、どのように予防理学療法の視点を組み込むべきかを議論する。学校保健、成人の疾病予防、高齢者の介護予防までを見据え、予防的介入の必要性と、そのための教育体制の構築について考察する。将来的に理学療法士が社会のニーズに応え、健康寿命の延伸に貢献できる人材を育成するための教育の在り方について、広く議論を深めていきたいと考える。
- シンポジスト:
門馬 博(杏林大学保健学部リハビリテーション学科)
金谷 佳和(NPO法人Pro Bono Rehabilitation Services法人管理部)
横山美佐子(北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科理学療法学専攻)
- 座長:
- 奥野 将太(株式会社麻生 飯塚病院リハビリテーション部)
日本理学療法教育学会
合同シンポジウム7
7月25日(土)12:00~13:30:第3会場(1F 中ホール)
関節可動域制限の病態と徒手理学療法における適応の再考
▼ 趣旨
理学療法において関節可動域制限、拘縮は長年理学療法介入において対象とされてきた障害、病態の一つである。理学療法において、関節可動域練習という介入手段の一つとして、徒手的介入は旧来より行われており、介入が奏功する場合と難渋する場合があるのが実状である。拘縮に関する病態解明の研究は基礎研究を中心に発展してきており、筋、皮膚、靭帯、神経など拘縮に関連する各組織で病態が明らかにされてきている。本シンポジウムでは、基礎研究の立場から拘縮の病態について概説し、徒手理学療法における関節可動域制限、拘縮に対する介入効果の実状を整理し、拘縮の病態を考慮した徒手理学療法の適応を再考する機会としたい。
- シンポジスト:
本田祐一郎(長崎大学)
堀口 達也(医療法人整形外科なかむらクリニックリハビリテーション部)
- 座長:
- 重藤 隼人(京都橘大学健康科学部理学療法学科)
日本筋骨格系徒手理学療法研究会
合同シンポジウム8
7月25日(土)12:00~13:30:第4会場(2F 小ホール)
サルコペニアに対する理学療法戦略の最前線-物理療法をどのように活用していくか?-
▼ 趣旨
本合同シンポジウムでは臨床で遭遇する頻度が高いサルコペニアに焦点を当て、これに対する理学療法学的知識のアップデートを図る。具体的には、まずサルコペニアの診断基準に関する国際的潮流を概説するとともに、サルコペニアの病態やその発生機序に関する基礎知識を整理する。次に、前述の病態やその発生機序に基づいた運動療法・物理療法の実践方法を提示し、サルコペニアに対する理学療法戦略の最新知見を紹介する。なお、シンポジストの講演後には全体討議の時間を設け、シンポジウムテーマに関してオーディエンスとの双方向性の討議を図る。
- シンポジスト:
土井 剛彦(国立長寿医療研究センター予防老年学研究部)
牧迫飛雄馬(鹿児島大学)
松嶋 真哉(杏林大学保健学部リハビリテーション学科理学療法学専攻)
- 座長:
- 山田 実(筑波大学人間系)
生野 公貴(西大和リハビリテーション病院リハビリテーション部)
日本物理療法研究会
合同シンポジウム9
7月25日(土)13:40~15:10:第1会場(1F 大ホールA)
運動器理学療法の予防的介入
▼ 趣旨
運動器疾患に対する理学療法は、主に病院での医学的治療の一部として行われる。しかし、疾病の予防的観点から運動器疾患に介入し、効果を得る可能性が高く、また術前理学療法などの可能性も期待できる。予防的観点を重視した理学療法の展開について議論したい。
- シンポジスト:
対馬 栄輝(弘前大学大学院保健学研究科)
山田 実(筑波大学人間系)
白谷 智子(湖街ホスピタルリハビリテーション科)
大渕 修一(東京都健康長寿医療センター研究所)
- 座長:
- 宮城島一史(えにわ病院リハビリテーション科)
日本運動器理学療法学会
合同シンポジウム10
7月25日(土)13:40~15:10:第2会場(1F 特別会議場)
ニューロモデュレーションと理学療法
▼ 趣旨
近年の医療技術の進展に伴い、非侵襲的に神経活動を変調することができるようになってきた。非侵襲的脳刺激(NIBS)には経頭蓋磁気刺激や経頭蓋電流刺激(直流、交流、ノイズ、静磁場)などがあり、それぞれ作用機序は異なるが、ターゲットとした皮質領域の活動を変調することができる。本シンポジウムでは、ニューロモデュレーションと理学療法について最新の情報を紹介して頂くとともに、小脳に対する磁気刺激や、前庭に対するノイズ電流刺激、歩行複合閉ループ脳刺激などについてご講演頂き、参加者を含めて深く討論したい。
- シンポジスト:
松木 明好(四條畷学園大学リハビリテーション学部)
犬飼 康人(新潟医療福祉大学リハビリテーション学部理学療法学科)
野嶌 一平(名古屋市立大学医学部保健医療学科)
- 座長:
- 大西 秀明(新潟医療福祉大学リハビリテーション学部)
金子 文成(東京都立大学人間健康科学研究科理学療法科学域)
日本基礎理学療法学会
合同シンポジウム11
7月25日(土)13:40~15:10:第3会場(1F 中ホール)
糖尿病慢性合併症の重症化予防にむけたトータルアプローチ
▼ 趣旨
糖尿病に由来する慢性合併症が理学療法対象患者の身体機能改善や動作改善の阻害因子なることを多く経験する。糖尿病慢性合併症は、細小血管症と大血管症に大別されるが、いずれか単独で発症することは少なく複合的に重症化に至る。そこで、日常で多く遭遇し理学療法を進める中で我々を悩ます糖尿慢性合併症への対応を科学的に探求したい。具体的には、①足関節・足部関節拘縮、②血圧調節障害・運動耐容能低下、③創傷治癒遅延の3つに焦点を当て、糖尿病慢性合併症の重症化予防に向けたトータルアプローチの探求と題し、各分野の専門家から最新の知見を享受したい。
- シンポジスト:
河野 健一(国際医療福祉大学福岡保健医療学部理学療法学科)
本田祐一郎(長崎大学)
片野 唆敏(札幌医科大学附属病院リハビリテーション部)
前重 伯壮(神戸大学)
- 座長:
- 野村 卓生(関西医科大学リハビリテーション学部・大学院生涯健康科学研究科)
岩城 大介(広島大学病院診療支援部リハビリテーション部門)
日本糖尿病理学療法学会
合同シンポジウム12
7月25日(土)13:40~15:10:第4会場(2F 小ホール)
ウィメンズヘルス理学療法と運動器理学療法:See the broader picture
▼ 趣旨
女性のライフステージを通して発生する可能性の高い症状の一つに、骨盤底機能障害がある。代表的な症状として尿失禁や骨盤臓器脱が挙げられるが、これらは腰部骨盤帯痛や変形性股関節症など、運動器疾患との関連が多く報告されている。その理由として、インナーユニットにおける協調的作用の破綻や、直接的な筋膜連結による影響が推測され、これらの評価・治療において運動器理学療法の視点が重要と考える。本シンポジウムでは、ウィメンズヘルス理学療法と運動器理学療法について、各領域の視点から互いに紐解き、より効果的な理学療法の提供に寄与することを目的とする。
- シンポジスト:
横井 悠加(城西国際大学大学院健康科学研究科)
松田 陽子(浜脇整形外科リハビリセンターリハビリテーション科)
瓜谷 大輔(畿央大学大学院健康科学研究科)
- 座長:
- 森 明子(兵庫医科大学リハビリテーション学部)
日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法学会
合同シンポジウム13
7月25日(土)15:30~17:00:第1会場(1F 大ホールA)
脳卒中後の運動麻痺や歩行の回復を促す物理的介入(仮)
▼ 趣旨
脳卒中の運動麻痺や歩行の回復を促す物理的介入について最新の治験を報告していただき、実際の臨床でどのように応用し、多くの患者に高い治療効果を提供できるようにするために今後どのような活動が必要なのかについて討議する。
- シンポジスト:
山口 智史(京都大学大学院医学研究科)
久保田雅史(金沢大学医薬保健研究域保健学系)
光武 翼(佐賀大学医学部附属病院臨床研究センター)
- 座長:
- 石黒 幸治(富山大学附属病院リハビリテーション部)
日本神経理学療法学会
合同シンポジウム14
7月25日(土)15:30~17:00:第2会場(1F 特別会議場)
肉ばなれに対する理学療法
▼ 趣旨
肉ばなれを受傷したアスリートのスポーツ復帰は難渋することが多い。筋の機能回復に加えて再発を防止しなくてはならないためである。また、筋生理学者による基礎研究と現場で実施されている理学療法との間には少なからず乖離が存在する。最終的な運動機能回復のためには何を保護し、何を優先すべきなのか、改めて考える必要がないだろうか。そこで本シンポジウムは基礎研究者、生体を対象とする研究者、スポーツ現場の理学療法士からご意見を頂き、肉ばなれに対する理想的な理学療法について探求する。
- シンポジスト:
荒川 高光(大阪歯科大学解剖学講座)
河端 将司(北里大学医療衛生学部)
秋吉 直樹(Jメディカルおゆみのリハビリテーション科)
- 座長:
- 佐藤 正裕(横浜DeNAベイスターズ)
永野 康治(日本女子体育大学)
日本スポーツ理学療法学会
合同シンポジウム15
7月25日(土)15:30~17:00:第3会場(1F 中ホール)
「生活期におけるリハ・栄養・口腔ケアガイドライン」発刊後の実装と課題
▼ 趣旨
令和6年度の診療報酬・介護報酬改訂で「リハビリテーション・栄養・口腔の三位一体」が評価された。本改訂に併せて、「生活期におけるリハ・栄養・口腔ケアガイドライン」が発刊され、三位一体に関するエビデンスの整理とクリニカルクエスチョンへの推奨が公開された。本シンポジウムでは、介護報酬改訂から2年を経て、三位一体の実装や課題、今後の展望について協議する機会とする。
- シンポジスト:
井上 達朗(新潟医療福祉大学)
小川 真人(大阪保健医療大学保健医療学部)
今岡 真和(和泉大学リハビリテーション学部)
栗田 泰成(常葉大学健康科学部 静岡理学療法学科)
- 座長:
- 尾川 達也(西大和リハビリテーション病院リハビリテーション部)
長野 文彦(熊本リハビリテーション病院サルコペニア・低栄養研究センター)
日本栄養・嚥下理学療法学会
合同シンポジウム16
7月25日(土)15:30~17:00:第4会場(2F 小ホール)
がん患者の骨格筋へのアプローチを考える
▼ 趣旨
がん患者の骨格筋減少は、Activities of Daily Living、身体活動量、予後、術後の合併症リスク、Quality of lifeにも影響することが報告されており、がん患者に対する骨格筋向上に向けた理学療法介入は重要となる。今回のシンポジウムでは、講師の方々に骨格筋の評価、運動療法、物理療法など複合的な理学療法介入について最新の知見も踏まえ、ご講義を頂く予定である。シンポジウムの内容は、臨床現場において、がん患者やがんを伴っていない患者の骨格筋に対し効果的な理学療法を提供するための一助となることを考えている。
- シンポジスト:
赤澤 直紀(名古屋大学大学院)
池田 朋大(岡山大学病院総合リハビリテーション部)
宮崎 充功(広島大学医系科学研究科生理機能情報科学)
濱田 涼太(京都大学医学部附属病院)
- 座長:
- 立松 典篤(名古屋大学大学院医学系研究科総合保健学専攻)
森 拓也(京都大学)
日本がん・リンパ浮腫理学療法学会
合同シンポジウム17
7月26日(日)9:00~10:30:第1会場(1F 大ホールA)
呼吸筋トレーニングの可能性
▼ 趣旨
近年、呼吸筋トレーニングに関する報告が散見され、各領域でのエビデンスが蓄積されつつある。その対象は呼吸器疾患、循環器疾患、さらには摂食・嚥下障害患者、アスリートなど多岐にわたるが、まだ定着するには至っていないのが実情である。本合同シンポジウムでは、呼吸筋トレーニングの現状と問題点、そして今後の可能性について討論したい。
- シンポジスト:
大倉 和貴(秋田大学医学部附属病院リハビリテーション部)
加賀屋勇気(秋田県立循環器・脳脊髄センター機能訓練部)
松嶋 真哉(杏林大学保健学部リハビリテーション学科理学療法学専攻)
大桃 結花(B momo)
- 座長:
- 宮崎慎二郎(KKR高松病院リハビリテーションセンター)
田屋 雅信(東京大学医学部附属病院リハビリテーション部)
日本呼吸理学療法学会
合同シンポジウム18
7月26日(日)9:00~10:30:第2会場(1F 特別会議場)
人口減少地域における医療とリハビリテーションの未来 - 持続可能な地域医療を目指して
▼ 趣旨
本シンポジウムでは、人口減少が進行する地域における医療提供とリハビリテーションの課題に焦点を当て、持続可能な医療体制の構築について議論する。具体的には、遠隔医療の導入や地域密着型の医療ネットワークの構築、医療従事者の確保と育成、在宅リハビリテーションの推進といった実践的な取り組み、さらに、地域住民や行政との連携による健康維持と予防医療の重要性についても考察し、今後の地域医療における理学療法士の役割や期待について意見交換を行う。
- シンポジスト:
村永 信吾(医療法人鉄蕉会亀田総合病院リハビリテーション事業管理部)
鈴木 英樹(北海道医療大学リハビリテーション科学部理学療法学科)
鈴木由佳理(藤田医科大学保健衛生学部リハビリテーション学科)
- 座長:
- 神戸 晃男(東京国際大学医療健康学部)
田中 康之(千葉県千葉リハビリテーションセンター地域リハ推進部)
門馬 博(杏林大学保健学部リハビリテーション学科)
日本理学療法管理学会
合同シンポジウム19
7月26日(日)9:00~10:30:第3会場(1F 中ホール)
主に重症心身障がいのある方の小児期から成人期を通した地域での理学療法の展望
▼ 趣旨
重症児を含む発達障がいの方への18歳以降の理学療法提供・移行期支援医療は全国的な課題である。
今回は、近年の周産期医療等の発達に伴い増加している「医療的ケアが日常的に必要な重症心身障がい児・者」に対する理学療法の取り組みを考える。先駆的な取り組みをしているシンポジストをお招きし、全国的な課題解決の道を探る場とする。参加者間の意見交換や最新の支援、実践の共有を行い、今後のより良い支援体制の構築を目指す。また、定期的な評価と科学的なデータの蓄積を通じて、支援の質を向上させる取り組みも展開していくきっかけになることを望む。重症心身障がい児・者の健康的な在宅生活の持続が可能なより良い未来を共に創り上げるためのシンポジウムとしたい。
- シンポジスト:
長島 史明(あおぞら診療所まつど)
黒川 洋明(島田療育センターはちおうじリハビリテーション科)
正木 光裕(高崎健康福祉大学保健医療学部理学療法学科)
- 座長:
- 横山美佐子(北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科理学療法学専攻)
日本小児理学療法学会
合同シンポジウム20
7月26日(日)9:00~10:30:第4会場(2F 小ホール)
理学療法士のメンタルヘルスとマネジメント
▼ 趣旨
近年、働く人々のメンタルヘルスは重要な健康課題の一つとして注目されており、理学療法士も例外ではありません。本シンポジウムでは、理学療法士を労働者として捉え、メンタルヘルスに関連する課題に対する実践的な対応策や、管理職が求められるマネジメント手法や効果的なサポート体制について、これまでの研究成果に基づく学術的視点を交えながら議論します。精神心理と管理の合同企画として、実践と研究の双方を結び付け、理学療法士の健全な労働環境づくりに貢献することを目指します。
- シンポジスト:
上薗 紗映(日本精神・心理領域理学療法学会)
金子 千香(帝京科学大学医療科学部東京理学療法学科)
- 座長:
- 堀 寛史(甲南女子大学看護リハビリテーション学部理学療法学科)
日本精神・心理領域理学療法学会
日本運動器理学療法学会
学会企画講演8
7月24日(金)14:00~15:00:第8会場(2F 206)
運動器障害に対する 理学療法評価の標準化
▼ 趣旨
運動器障害に対する理学療法の評価はケースバイケースである。しかし標準化することにより身体機能の判断、推論、理学療法の効果判定等を統一できる可能性がある。標準化の可否も議論の余地はあるが、今後、どのような視点で標準化を目指すべきか、提案する。
- 講師:
- 建内 宏重(京都大学医学研究科)
- 座長:
- 家入 章(我汝会えにわ病院リハビリテーション科)
学会企画講演35
7月25日(土)12:30~13:30:第5会場(2F 204)
運動器障害に対する理学療法のアウトカム指標
▼ 趣旨
理学療法の効果を判定する問題は、臨床研究、エビデンス構築の上でも避けては通れない重要課題である。何をもって効果あり、と判断するかは十分に議論しなければならない。理学療法の効果はどこにあるのか?アウトカム指標はどう作り上げるべきかについて話題提供する。
- 講師:
- 木藤 伸宏(広島国際大学総合リハビリテーション学部)
- 座長:
- 阿南 雅也(大分大学福祉健康科学部理学療法コース)
学会企画講演60
7月25日(土)16:00~17:00:第9会場(2F 207)
運動器障害に対する理学療法の考え方
▼ 趣旨
運動器障害に対する理学療法では、筋力や関節可動域の測定、疼痛の評価を行って、それらの改善を行う。漫然と筋力増強、関節可動域運動を繰り返し、動作・歩行練習を行って可能となれば目標達成という対処療法で済ましていないだろうか?これは再考の余地がある。運動器理学療法の考え方について、もう一度見直してみたい。
- 講師:
- 加藤 浩(山形県立保健医療大学理学療法学科)
- 座長:
- 石田 水里(弘前大学健康未来イノベーション研究機構)
学会企画講演70
7月26日(日)10:40~11:40:第1会場(1F 大ホールA)
運動器理学療法の未来
▼ 趣旨
運動器理学療法のエビデンスを確立することが当学会の使命である。他団体と協力・連携して学術事業をすすめ、学術大会の連携企画、多機関研究への発展を目指し、会員のニーズに即した活動を進めるための提案する。
- 講師:
- 石田 和宏(我汝会えにわ病院リハビリテーション科)
- 座長:
- 白谷 智子(湖街ホスピタルリハビリテーション科)
日本栄養・嚥下理学療法学会
学会企画講演18
7月24日(金)15:10~16:10:第8会場(2F 206)
カヘキシアの最新トピックス
▼ 趣旨
カヘキシアは慢性消耗性疾患に付随する複合的な代謝異常であり、がんや慢性心不全、慢性腎臓病、慢性閉塞性肺疾患などで高い有病割合を示す。疾患によってその原因や病態は多岐に渡り、評価や治療に関する研究が現在進行形で数多く行われている。本講演では、カヘキシアに関して、基礎から最新トピックスまで幅広くご解説頂く。
- 講師:
- 齊藤 正和(順天堂大学保健医療学部理学療法学科)
- 座長:
- 立松 典篤(名古屋大学大学院医学系研究科総合保健学専攻)
学会企画講演21
7月25日(土)10:10~11:10:第5会場(2F 204)
運動と栄養介入を軸としたフレイル・サルコペニアの予防
▼ 趣旨
フレイルとサルコペニアは近年のメガトレンドの一つであり続けており、運動と栄養の併用介入の重要性が広く認知されている。一方で、診断基準や介入の標準化について現在も議論は続いている。本講演では、AWGSの一員である山田先生にフレイルとサルコペニアの現状と今後についてご解説頂く。
- 講師:
- 山田 実(筑波大学人間系)
- 座長:
- 上村 一貴(大阪公立大学大学院リハビリテーション学研究科)
学会企画講演37
7月25日(土)12:30~13:30:第7会場(1F 108)
誤嚥性肺炎に対する栄養・嚥下・身体的リハビリテーション介入
▼ 趣旨
誤嚥性肺炎患者は増加の一途を辿っており、予防と介入は喫緊の課題である。誤嚥性肺炎の背景には低栄養やサルコペニアが関連しており、栄養療法は必要不可欠である。加えて、誤嚥性肺炎のリハビリテーションにおいては、早期離床をはじめとする効果的な身体的リハビリテーションを可能とする体制づくりも必要である。本講演では、誤嚥性肺炎の多職種連携にも触れて頂きながら、理学療法士の視点から誤嚥性肺炎の栄養嚥下と運動療法についてご解説頂く。
- 講師:
- 柳田 頼英(長崎大学生命医科学域(保健学系))
- 座長:
- 垣内 優芳(神戸市立西神戸医療センターリハビリテーション技術部)
学会企画講演79
7月26日(日)10:40~11:40:第10会場(1F 104+105)
循環器疾患と嚥下障害
▼ 趣旨
高齢循環器疾患患者が増加しており、心血管術後や慢性心不全患者の嚥下障害が報告されている。嚥下障害の発生は低栄養を惹起し、ADL低下や合併症のリスク因子となる。本講演では、循環器疾患患者の嚥下障害の原因と予防、理学療法についてご解説頂く。
- 講師:
- 横田 純一(弘前大学)
- 座長:
- 白土 健吾(飯塚病院リハビリテーション部)
日本がん・リンパ浮腫理学療法学会
学会企画講演14
7月24日(金)15:10~16:10:第4会場(2F 小ホール)
リンパ浮腫理学療法の可能性
▼ 趣旨
本講演では、最新のガイドラインとその後の臨床研究に基づき、リンパ浮腫に対する理学療法の新たな可能性とその展望を探る。臨床研究の進展により、治療のみならず予防的なアプローチに対する知見も集積されつつあり、実践的な理学療法の紹介と共に、症例を通じて効果的なアプローチを検討する。本講演を通じて、理学療法士がリンパ浮腫治療において果たすべき役割の認識を深め、未来への展望を示唆したいと考える。
- 講師:
- 山本 優一(北福島医療センター診療技術部)
- 座長:
- 黒岩 澄志(昭和医科大学保健医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻)
学会企画講演30
7月25日(土)11:20~12:20:第7会場(1F 108)
がん理学療法のエビデンスの構築とエビデンスに基づいた実践
▼ 趣旨
「がんのリハビリテーションガイドライン」をはじめ、各疾患別のガイドラインにおいて、がん理学療法の実施は推奨されているが、わが国の実情に応じたエビデンスは未だ不十分である。日本がん・リンパ浮腫理学療法学会では、現在、その課題を解決するためにがん理学療法評価の標準化およびレジストリー研究の構築を進めている。本講演では、がん理学療法の臨床実践およびエビデンス構築の現状を解説するとともに、今後の課題とその解決に向けた方策についてディスカッションしたい。
- 講師:
- 井上順一朗(神戸大学医学部附属病院リハビリテーション部)
- 座長:
- 松村 和幸(手稲渓仁会病院リハビリテーション部)
学会企画講演39
7月25日(土)12:30~13:30:第9会場(2F 207)
がん理学療法の可能性
▼ 趣旨
がん理学療法は、2010年にがん患者リハビリテーション料が診療報酬に収載されて以降、入院治療中の症例を中心に飛躍的に拡大してきた。現在は外来でのニーズ調査や臨床研究が取り組まれており、外来がん患者の療養の質向上に向けたがん理学療法の展開が期待されている。また近年では、Exercise oncologyが脚光を浴び、運動療法の重要性が再認識されるとともに、Onco-CardiologyやStroke oncologyといった概念が提唱され、様々な領域でがん理学療法の可能性が期待されている。本講演では、がん理学療法の現状と今後の可能性について情報共有したい。
- 講師:
- 福島 卓矢(関西医科大学リハビリテーション学部)
- 座長:
- 明﨑 禎輝(高知リハビリテーション専門職大学理学療法学専攻)
学会企画講演69
7月26日(日)09:30~10:30:第11会場(2F 201+202)
地域におけるがん理学療法ネットワークコンソーシアムの展開
▼ 趣旨
病院に入院しているがん患者に対するリハビリテーションはこの10年間で目覚ましく普及したが、在宅がん患者に対する対応がいまだ不十分である。その対策として2023年度に「がんのリハビリテーション・リンパ浮腫診療ネットワークコンソーシアム」が発足した。理学療法士もこの流れに遅れないように活動を展開する必要がある。本講演では、現在の活動状況を報告するとともに今後の活動の方向性を提言したい。
- 講師:
- 高倉 保幸(埼玉医科大学保健医療学部理学療法学科)
- 座長:
- 森山 武(市立函館病院リハビリ技術科)
日本基礎理学療法学会
学会企画講演6
7月24日(金)14:00~15:00:第6会場(1F 107)
運動学習における脳内機構と理学療法
▼ 趣旨
運動学習の理解を深めることは理学療法を進める上で極めて重要である。近年の脳機能イメージング技術(計測・解析技術)の発展に伴い、脳の構造だけでなく脳機能や皮質内の機能的結合(ネットワーク)を非侵襲的に観察することができるようになってきた。そのため、最新の脳機能の計測・解析法を紹介して頂くとともに、脳内ネットワークを含む運動学習の神経基盤について考察し、それが理学療法にどのように応用できるかについてご講演して頂く。
- 講師:
- 菅田 陽怜(大分大学福祉健康科学部)
- 座長:
- 前島 洋(北海道大学大学院保健科学研究院)
学会企画講演31
7月25日(土)11:20~12:20:第8会場(2F 206)
筋疾患における運動処方の基盤形成
▼ 趣旨
筋疾患に対する運動の安全性ならびに有効性については、基盤となる科学的根拠が不足しており、積極的な運動処方の妨げになっている。このような背景のもと、筋疾患の克服を目指した運動療法の科学的な基盤創出において、実験動物モデルを用いた基礎理学療法学研究の推進が強く求められている。本講演では、過用症候群が生じやすいとされ、運動処方が避けられてきた筋ジストロフィーのモデル動物を対象に、我々が確立した刺激評価系を用いた定性・定量的なトレーニングの効果や適応機序について紹介し、筋疾患に対する安全で効果的な運動処方の実現に向け、その可能性と課題について考えたい。
- 講師:
- 山田 崇史(広島大学)
- 座長:
- 浦川 将(広島大学医系科学研究科)
学会企画講演61
7月25日(土)16:00~17:00:第10会場(1F 104+105)
骨格筋機能評価の最新知見と臨床応用
▼ 趣旨
骨格筋機能評価の標準は、磁気共鳴画像法(MRI)であり、撮影法・解析法の発展により三次元筋構造の可視化から筋組成の詳細鑑別が可能となっている。一方、MRIの臨床使用には制限があるため、その代替法として、超音波画像法および生体電気インピーダンス法(BIA法)が普及してきた。超音波法・BIA法による骨格筋評価は、非侵襲的かつ簡便に使用でき、筋量だけではなく筋質を評価できる利点がある。しかし、これら二つの機器にも骨格筋評価のピットフォールがあり、その欠点を把握したうえで使用する必要がある。そのためには、測定原理を理解することが重要であり、骨格筋の何を評価しているのかについて再考する機会としたい。
- 講師:
- 谷口 匡史(京都大学大学院医学研究科)
- 座長:
- 市橋 則明(関西医科大学リハビリテーション学部)
学会企画講演72
7月26日(日)10:40~11:40:第3会場(1F 中ホール)
形態学的研究から考える身体の機能と役割
▼ 趣旨
理学療法を行う上で身体の構造を詳細に知っていることは極めて重要である。解剖学は歴史のある学問領域であり、身体の構造に関しては詳細に解明されているが、各種障害との関連性については不明な点も多々ある。このような中、近年では解剖学的手法だけでなく、超音波断層撮像手法を利用することにより非侵襲的に生体の形態学的特徴を評価できるようになってきた。そこで、理学療法士の視点から解剖学的手法および超音波撮像法による形態学的研究を紹介して頂くとともに、身体の機能や役割、障害発生、障害予防に関する最新の研究成果をご講演して頂く。
- 講師:
- 江玉 睦明(新潟医療福祉大学リハビリテーション学部理学療法学科)
- 座長:
- 河上 敬介(大分大学福祉健康科学部)
日本呼吸理学療法学会
学会企画講演2
7月24日(金)14:00~15:00:第2会場(1F 特別会議場)
呼吸理学療法の過去から現在、そして未来予想図まで
▼ 趣旨
本学会は、2013年より分化学会の1つとして活動を開始し、早いもので既に10年が経過した。その間我々は、呼吸理学療法の標準化やレジストリ研究をはじめ、多面的に活動を行ってきた。本講演では、呼吸理学療法の歴史を紐解くとともに、現在、そして未来に向けた本学会の方向性について考えたい。
- 講師:
- 玉木 彰(兵庫医科大学リハビリテーション学部)
- 座長:
- 小川 智也(愛知淑徳大学健康医療科学部)
学会企画講演26
7月25日(土)10:10~11:10:第10会場(1F 104+105)
急性期呼吸理学療法の最前線
▼ 趣旨
急性期呼吸理学療法は、人工呼吸器離脱、呼吸状態の改善、PICSをはじめとする後遺症の予防等に有用であり、積極的に実施されている。本講演では、既報告やガイドラインから読み解く最近の動向に触れた上で、エビデンスに基づく評価・介入方法、そして今後の課題について解説・考察する。
- 講師:
- 野々山忠芳(一宮西病院リハビリテーション技術部)
- 座長:
- 花田 匡利(長崎大学病院リハビリテーション部)
学会企画講演36
7月25日(土)12:30~13:30:第6会場(1F 107)
慢性期呼吸理学療法の最前線
▼ 趣旨
慢性呼吸器疾患に対する呼吸理学療法は、COPDをはじめ、間質性肺疾患や非結核性抗酸菌症など様々な疾患に対する効果が検証されてきた。本講演では、既報告やガイドラインから読み解く最近の動向に触れた上で、エビデンスに基づく評価・介入方法、そして今後の課題について解説・考察する。
- 講師:
- 新貝 和也(霧ヶ丘つだ病院呼吸リハビリテーションセンター/臨床研究室)
- 座長:
- 神津 玲(長崎大学生命医科学域)
学会企画講演51
7月25日(土)14:50~15:50:第7会場(1F 108)
初心者でもわかる!フィジカルアセスメント
▼ 趣旨
フィジカルアセスメントは、理学療法士の「五感」を用いて非侵襲的かつリアルタイムに情報を収集できることから、日常診療で多用されている評価法である。本講演では、その方法や評価結果の解釈について、学術総会に参加する他学会・研究会の参加者にもわかりやすく解説したい。
- 講師:
- 稲垣 武(千葉県立保健医療大学健康科学部リハビリテーション学科理学療法学専攻)
- 座長:
- 瀬崎 学(済生会新潟県央基幹病院リハビリテーション部)
日本支援工学理学療法学会
学会企画講演17
7月24日(金)15:10~16:10:第7会場(1F 108)
福祉用具
▼ 趣旨
本講演では、福祉用具の最新動向とその理学療法への応用について探ります。具体的には、スマートデバイスなどの革新技術を取り上げ、患者の自立支援やリハビリテーションの質向上にどのように寄与しているかを解説します。また、福祉用具の選定と使用における理学療法士の役割や、臨床現場での実践例を紹介し、福祉用具を効果的に活用するためのポイントを共有します。
- 講師:
- 白銀 暁(国立障害者リハビリテーションセンター研究所福祉機器開発部)
- 座長:
- 松田 雅弘(順天堂大学保健医療学部)
学会企画講演41
7月25日(土)12:30~13:30:第11会場(2F 201+202)
脳卒中における歩行のバイオメカニクス
▼ 趣旨
「脳卒中における歩行のバイオメカニクス」は、脳卒中患者の歩行に関連する生体力学的要素を深く探る講演です。本講演では、脳卒中後の歩行パターンの変化、筋骨格系への影響、歩行中の重心移動や関節モーメントの変化について解説します。また、リハビリテーションにおける歩行改善のための評価法や治療戦略を紹介し、バイオメカニクスの視点から有効な理学療法について議論します。理学療法士が臨床で活用できる具体的な知見を提供することを目指します。
- 講師:
- 大田 瑞穂(令和健康科学大学リハビリテーション学部理学療法学科)
- 座長:
- 春名 弘一(北海道科学大学保健医療学部理学療法学科)
学会企画講演53
7月25日(土)14:50~15:50:第9会場(2F 207)
脳卒中の下肢装具
▼ 趣旨
「脳卒中の下肢装具」をテーマとする本講演では、脳卒中患者における下肢装具の役割とその適応について詳述します。装具の選定基準、最新の技術動向、およびリハビリテーションへの影響を中心に、エビデンスに基づいた治療戦略を紹介します。また、個別化された装具デザインの重要性と、患者の生活の質向上にどのように寄与するかについても議論します。臨床現場での実例を通じて、装具の適切な使用方法とその効果について理解を深めていただきます。
- 講師:
- 田中 惣治(新潟医療福祉大学リハビリテーション学部義肢装具自立支援学科)
- 座長:
- 髙橋 忠志(東京都立荏原病院リハビリテーション科)
学会企画講演73
7月26日(日)10:40~11:40:第4会場(2F 小ホール)
下肢切断者に対する理学療法評価の標準化に向けて
▼ 趣旨
本講演では、義肢の歴史的進化から現代の最新技術までを俯瞰し、その臨床的意義と未来の展望を探ります。特に、バイオメカニクスやAI技術の導入が義肢の機能向上に与える影響を中心に、義肢使用者のQOL向上に向けた取り組みを考察します。また、患者とのインタラクションを通じたフィードバックの重要性についても触れ、臨床現場での具体的な応用方法を提案します。
- 講師:
- 豊田 輝(帝京科学大学医療科学部東京理学療法学科)
- 座長:
- 西山 徹(日本医療大学保健医療学部リハビリテーション学科)
日本小児理学療法学会
学会企画講演15
7月24日(金)15:10~16:10:第5会場(2F 204)
小児理学療法における介入の最近の動向と今後の課題
▼ 趣旨
近年の小児理学療法の対象となる疾患は多岐に渡り、特定の疾患の知識や運動発達の理解だけでは対応が難しく、新生児期から幼少期、学童期、青年期へとそれぞれのライフステージで多様な物理的、社会的環境の影響を受けながら身体的、精神的に発達、成長していく過程、すなわち人間発達の知識と理解が必須となっている。評価では、対象児の発達状況と問題を総体的に理解するためにICFに基づいた評価が推奨されている。現在、子どもの運動、精神機能の発達を促進するための介入として、能動的な活動や参加に着目した介入の効果検証が進んでいる。本講演では、現在の小児理学療法の動向と今後期待される展開について私見を交えながら考えてみたい。
- 講師:
- 浅野 大喜(日本バプテスト病院リハビリテーション科)
- 座長:
- 西部 寿人(北海道立子ども総合医療・療育センターリハビリテーション課 兼 地域連携課在宅支援室)
学会企画講演23
7月25日(土)10:10~11:10:第7会場(1F 108)
小児の歩行分析を臨床で応用するための評価と解析―正常歩行と異常歩行のポイント―
▼ 趣旨
歩行分析で最も重要なのは、正常歩行と異常歩行の違いをデータから知ることである。歩行の評価は、動画撮影だけでは十分な評価をするのは難しく、三次元歩行分析で得られたデータが重要となる。米国や欧州では、医師と理学療法士が連携して、三次元歩行分析のデータを基に手術適用の決定に活用されている。我が国で、実際に取り組んでいる施設は非常に少ない。本講演では、三次元歩行分析の評価と解析データの臨床での応用について、小学生の正常歩行のデータと脳性麻痺児の異常歩行のデータを、演者らがこれまで臨床で取り組んできた実践と研究成果を基に解説する。また、三次元歩行分析の臨床応用の課題と期待できることについても議論したい。
- 講師:
- 伊藤 忠(愛知県三河青い鳥医療療育センター三次元動作解析室)
- 座長:
- 木元 稔(秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻理学療法学講座)
学会企画講演32
7月25日(土)11:20~12:20:第9会場(2F 207)
ヒト発達初期の感覚・運動機能から新生児理学療法の可能性を探る
▼ 趣旨
本企画公演では、ヒトの発達が動的な自己組織化の過程であると捉え、その駆動のためのスイッチとして自発性活動(自発的な神経活動やそれに伴う身体運動・活動)が重要な役割を有する根拠について話題提供する。また、ヒト発達初期からの自発的な運動・行動が表出されるメカニズム、運動の質的特性をどのように捉えるのか、そして、それが後の発達とどのように関連しているのかについて、演者らが取り組んできた研究の結果に基づいて解説する。ヒトにおいて胎児期初期から発現する自発的な運動・行動と、それが発達に有する意味について理解を深め、その観点から新生児理学療法に求められる課題および可能性について議論したい。
- 講師:
- 儀間 裕貴(東京都立大学)
- 座長:
- 宮城島沙織(日本医療大学保健医療学部)
学会企画講演54
7月25日(土)14:50~15:50:第10会場(1F 104+105)
小児理学療法における脳性麻痺の臨床研究とNeurodiversityの観点からのアプローチの再考
▼ 趣旨
小児理学療法において、脳性麻痺に対する臨床研究・介入は重要課題の一つである。近年は医療の進歩に加え、様々な技術の発展により、こどもたちを取り巻く社会や環境が大きく変化し続けている。そこで、Neurodiversityの概念から改めて脳性麻痺を捉え直し、こどもの権利を尊重した臨床を展開していく必要があると考える。そのためには、従来のアプローチを見直すとともに、Family-centered care(家族中心ケア)を基盤として、臨床研究および介入を進めることが重要である。本講演では、脳性麻痺に対する医学的治療を整理するとともに、臨床研究を通じて、こどもたちやその家族が主体的に参加できる支援・介入方法についての課題を模索し、議論を深めていきたい。
- 講師:
- 西川 良太(長野県立こども病院リハビリテーション技術科)
- 座長:
- 藪中 良彦(大阪保健医療大学保健医療学部リハビリテーション学科)
日本神経理学療法学会
学会企画講演1
7月24日(金)14:00~15:00:第1会場(1F 大ホールA)
脊髄損傷の再生医療と理学療法 ー機能改善効果と背景メカニズムの検証ー
▼ 趣旨
脊髄損傷例に対する再生医療と理学療法士の関わりについて回復メカニズムの神経生理学的背景を調査した一連の研究結果を報告いただく。
- 講師:
- 愛知 諒(合同会社Think Body Japan / 国立障害者リハビリテーション研究所)
- 座長:
- 佐藤 剛介(奈良県総合医療センターリハビリテーション部)
学会企画講演24
7月25日(土)10:10~11:10:第8会場(2F 206)
パーキンソン病の理学療法について
▼ 趣旨
タスクフォースのパーキンソン病班における事業の取り組みや進展、学会が進めている研究などについての講演
- 講師:
- 岡田 洋平(畿央大学大学院健康科学研究科)
- 座長:
- 大沼 亮(目白大学保健医療学部理学療法学科)
学会企画講演42
7月25日(土)13:40~14:40:第5会場(2F 204)
脊髄小脳変性症の理学療法
▼ 趣旨
タスクフォース脊髄小脳変性症班の進めている事業や、取り組み、その後の進展、研究の概要などについて講演いただく。
- 講師:
- 板東 杏太(国立精神・神経医療研究センター身体リハビリテーション部)
- 座長:
- 菊地 豊(脳血管研究所美原記念病院パーキンソン病・運動障害センター)
学会企画講演67
7月26日(日)09:30~10:30:第9会場(2F 207)
脳卒中者の歩行再建と神経理学療法学会の進むべき方向性
▼ 趣旨
脳卒中者の歩行能力を再建するための理学療法の進歩と現状と課題、未来展望、これからの神経理学療法学会の進むべき方向性について理事長の立場からご提言いただく。
- 講師:
- 大畑 光司(北陸大学健康未来社会実装センター)
- 座長:
- 森岡 周(畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター)
日本循環器理学療法学会
学会企画講演20
7月24日(金)15:10~16:10:第10会場(1F 104+105)
10年後の循環器理学療法の未来
▼ 趣旨
本講演では、循環器理学療法学会設立から現状までの学会活動ならびに循環器理学療法の足跡を振り返るとともに、今後10年間の循環器理学療法の目指すべき未来像について考える。
- 講師:
- 高橋 哲也(順天堂大学保健医療学部)
- 座長:
- 河野 裕治(藤田医科大学病院リハビリテーション部)
学会企画講演45
7月25日(土)13:40~14:40:第8会場(2F 206)
ここまでわかったHAD、ここまで進んだHAD
▼ 趣旨
本講演では、循環器理学療法領域におけるHospital-associated disability(HAD)に関するエビデンスを振り返り、HADの危険因子、予防・改善方法について概説する。
- 講師:
- 加藤 倫卓(名古屋市立大学医学部保健医療学科)
- 座長:
- 齊藤 正和(順天堂大学保健医療学部理学療法学科)
学会企画講演57
7月25日(土)16:00~17:00:第6会場(1F 107)
入院型回復期リハビリにおける循環器理学療法
▼ 趣旨
本講演では、2022年度の診療報酬改定で算定可能となった回復期リハビリテーション病棟における心大血管疾患リハビリテーションの現状の問題点を整理し、今後の循環器理学療法の取り組みについて考える。
- 講師:
- 森沢 知之(神戸リハビリテーション病院リハビリテーション部)
- 座長:
- 飯田 有輝(愛知淑徳大学健康医療科学部)
学会企画講演71
7月26日(日)10:40~11:40:第2会場(1F 特別会議場)
J Proof-HFからみた循環器理学療法の課題と展望
▼ 趣旨
本講演では、循環器理学療法学会で実施した前向きコホート研究であるJ Proof-HF研究結果から現状の循環器理学療法の課題を明らかにし、これからの5年の循環器理学療法の展望を考える。
- 講師:
- 高橋 哲也(順天堂大学保健医療学部)
- 座長:
- 櫻田 弘治(心臓血管研究所付属病院リハビリテーション室)
日本スポーツ理学療法学会
学会企画講演11
7月24日(金)15:10~16:10:第1会場(1F 大ホールA)
本邦におけるスポーツ理学療法学のビジョン
▼ 趣旨
本邦におけるスポーツ理学療法学は、日本スポーツ理学療法学会(Japanese Society of Sports Physical Therapy, JSSPT)の法人化、協力学術研究団体指定、Sport in lifeコンソーシアム加盟によりその人格と役割は明確といえる。スポーツ理学療法学のプラットフォームとしてのJSSPTの役割は、理事会や評議員制度、関連学協会連携を基盤とした事業により深化していく。文部科学省・スポーツ庁のスポーツ基本計画では「理学療法士」とその活用が明記されており、省庁・審議会、調査研究事業を含めて様々な場面でスポーツ理学療法士の登用・活用が進み、社会的責任もさらに増していく。今回のシンポジウムでは学術活動に基づくスポーツ理学療法の信用・明記を含めたビジョンについて皆様と議論させて頂きたい。
- 講師:
- 相澤 純也(順天堂大学保健医療学部理学療法学科)
- 座長:
- 平野佳代子(井戸田整形外科名駅スポーツクリニックリハビリテーション部)
学会企画講演38
7月25日(土)12:30~13:30:第8会場(2F 206)
日本スポーツ理学療法学会と国際スポーツ理学療法連盟の共創
▼ 趣旨
2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会では、日本スポーツ理学療法学会の会員の多くがトップアスリートに対する国際的なスポーツ理学療法を経験した。
本発表では、国際スポーツ理学療法連盟によるコンピテンシーと国際認定資格を紹介するとともに、日本スポーツ理学療法学会が国際スポーツ理学療法連盟とともにこれまで行なってきた取り組みを紹介し、これからの共創について意見交換を深めていきたい。
- 講師:
- 寒川 美奈(北海道大学大学院保健科学研究院リハビリテーション科学分野)
- 座長:
- 小山 貴之(日本大学文理学部体育学科)
学会企画講演43
7月25日(土)13:40~14:40:第6会場(1F 107)
スポーツ理学療法が拓くパラスポーツ支援の未来
▼ 趣旨
理学療法士がパラスポーツの支援者として関わる機会は東京パラリンピック競技大会以降、さらに拡大している。パラスポーツ支援は、医療現場でのリハビリテーションから日常的なスポーツ活動への移行、さらにはレクリエーションスポーツや競技スポーツに至るまで、幅広い領域を含んでいる。今後、スポーツ理学療法士は、選手の身体機能の維持・向上にとどまらず、競技力の向上や怪我の予防といった包括的な支援を通じて、パラスポーツの発展にさらに重要な役割を果たしていくことが期待される。これらの内容について、皆様に有益になるような情報を提供できれば幸いです。
- 講師:
- 前田 慶明(広島大学医系科学研究科)
- 座長:
- 小林 匠(群馬大学大学院保健学研究科)
学会企画講演78
7月26日(日)10:40~11:40:第9会場(2F 207)
成長期のスポーツ傷害予防と学校保健 -スクールトレーナー制度の可能性-
▼ 趣旨
令和6年度より発足したスクールトレーナー制度により、131名のスクールトレーナーが誕生した。今後100名単位で有資格者の増加が見込まれているが課題も多く存在する。理学療法士は日頃の臨床で患者と1対1の関係で診療を行うが、教育現場では集団を対象とすることも多い。さらに正常発達を理解していないと目の前の学生が指導対象なのか判断に苦慮することも多い。本講演では教育現場へ入るスクールトレーナーが必要とする知識・技術について紹介する。
- 講師:
- 渡邊 裕之(北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科理学療法学専攻)
- 座長:
- 中川 和昌(高崎健康福祉大学保健医療学部理学療法学科)
日本地域理学療法学会
学会企画講演12
7月24日(金)15:10~16:10:第2会場(1F 特別会議場)
実装科学としての地域理学療法学-実践4領域の発展と深化-
▼ 趣旨
地域理学療法学会では、地域理学療法学の実践領域を「個人-集団」という軸と「直接-間接」という軸を直行させた4つの領域に整理している。この4つの領域を実装科学として捉え、今後の地域理学療法学に求められる発展と深化について提唱する。また、関連団体と協働して取り組んでいる開発や研究についても紹介し、地域理学療法学に求められるものについて学際的検討する機会としたい。
- 講師:
- 浅川 康吉(東京都立大学健康福祉学部)
- 座長:
- 渡邊 勧(茨城県医師会地域包括ケア推進センター)
学会企画講演22
7月25日(土)10:10~11:10:第6会場(1F 107)
地域理学療法における評価・分析の拡張 ―個人、集団、地域をつなぐ研究アプローチ―
▼ 趣旨
介護予防や地域包括ケアの推進に伴い、地域理学療法学研究における集団や地域の変化を捉える評価・分析の重要性が高まっている。本講演では、運動疫学の立場から、地域理学療法学研究における評価・分析の拡張について検討する。具体的には、サンキーダイアグラムを用いた個人推移と集団構造変化の可視化、RE-AIMに基づく実装評価、マルチレベル分析による多層的理解、MAPSGlobal等を活用した地域環境評価の応用可能性を紹介する。さらに、量的指標に質的知見を統合する混合研究が、解釈の深まりや仮説生成に寄与し得る点についても言及する。研究と実践の往還を通じて、地域理学療法の発展に向けた評価視点を共有したい。
- 講師:
- 田島 敬之(東京都立大学健康福祉学部理学療法学科)
- 座長:
- 大垣 昌之(尼崎だいもつ病院リハ技術部)
学会企画講演52
7月25日(土)14:50~15:50:第8会場(2F 206)
地域理学療法学分野における人材育成のあり方について
▼ 趣旨
文部科学省が初めてリハビリテーション専門職の養成課程にも対象を拡大した平成26年度「課題解決型高度医療人材養成プログラム」事業では、地域医療に貢献できるセラピスト教育の強化が求められました。その後、地域理学療法学分野における卒前教育において地域系臨床実習が必修化され、退院後の患者の生活を具体的に考える機会が提供されました。本学では平成19年度から4年生に導入してきたものの、「Public Health PT」とも呼べるような思考や評価の視点を十分に習得するには至っておらず、地域理学療法の実践にはリカレント教育による補完が必要とされています。本学が開講している理学療法士・作業療法士を対象とした「地域リハビリテーション学コース」を紹介しながら、地域理学療法学分野における教育のあり方について一考察を行います。
- 講師:
- 樋口 由美(大阪公立大学リハビリテーション学研究科)
- 座長:
- 池添 冬芽(関西医科大学リハビリテーション学部)
学会企画講演68
7月26日(日)09:30~10:30:第10会場(1F 104+105)
高齢者の社会参加と健康
▼ 趣旨
高齢者の「社会参加(Social participation)」は、死亡・要介護発生・認知症発症といった重篤なアウトカムとの関連性が多々報告されている。「社会参加」には統一された定義はないが、「他者との相互関係を伴う活動に参加すること」と捉えることができる。本講義では、高齢期における社会参加について、①定義や概念についての解説を通し、社会参加の多様性を学び、②健康状態に及ぼす影響に関するエビデンスを振り返ることを目的とする。
- 講師:
- 藤井 一弥(東北大学大学院医学系研究科公衆衛生学分野 / 国立長寿医療研究センター予防老年学研究部)
- 座長:
- 石垣 智也(畿央大学健康科学部理学療法学科)
日本糖尿病理学療法学会
学会企画講演13
7月24日(金)15:10~16:10:第3会場(1F 中ホール)
糖尿病性神経障害に対する臨床研究の進歩
▼ 趣旨
近年、ダイアベティス患者におけるサルコペニアの予防・改善の重要性に注目が集まっている。これにはダイアベティスにおけるサルコペニアを加速させるメカニズムの解明や疫学調査結果の集積が背景にある。ダイアベティス特有の合併症のうち、神経障害は臨床的に最もダイアベティス患者に併発しやすい合併症であり、運動機能の低下を加速させる主要因となる7.本講演では、神経障害による運動機能への影響、神経障害を合併したダイアベティス患者の運動機能の低下は理学療法介入によって予防・改善ができるのかについて、日本人ダイアベティス患者を対象とした理学療法士主導の研究成果を示す。
- 講師:
- 野村 卓生(関西医科大学リハビリテーション学部・大学院生涯健康科学研究科)
- 座長:
- 小池 孝康(岐阜保健大学リハビリテーション学部理学療法学科)
学会企画講演29
7月25日(土)11:20~12:20:第6会場(1F 107)
糖尿病性神経障害に対する基礎研究の進歩
▼ 趣旨
近年、糖尿病モデル動物を対象とした基礎研究によって、これまで糖尿病性神経障害の標的とはならないと考えられてきた随意運動を制御する中枢神経系に障害が生じることが明らかになった。さらに糖尿病に起因する中枢神経障害はある種の運動療法によって改善可能であることも報告されている。以上の知見は糖尿病のある人に観察される運動障害の成因に新しい視点を与えるだけでなく、中枢神経系を標的とした新しい糖尿病理学療法の開発につながる可能性を秘めている。そこで、当該領域の専門家である村松氏を招き、最新の知見を享受したい。
- 講師:
- 村松 憲(杏林大学保健学部リハビリテーション学科理学療法学専攻)
- 座長:
- 田村 由馬(獨協医科大学日光医療センターリハビリテーション部)
学会企画講演40
7月25日(土)12:30~13:30:第10会場(1F 104+105)
肥満に伴う慢性炎症のメカニズムの解明と運動療法の可能性
▼ 趣旨
肥満は脂肪組織の慢性炎症を介して全身に悪影響を与え、生活習慣病だけでなく、認知機能低下や悪性腫瘍、自己免疫疾患などの発症にも関わる可能性が議論されている。これらの知見は、肥満を標的とした糖尿病理学療法の効果が古典的なインスリン抵抗性の改善にとどまらず、さまざまな疾患の予防に寄与する可能性を示している。そこで、肥満に伴う慢性炎症のメカニズムや運動療法の効果の専門家である藤田氏を招き、最新の知見に基づいて糖尿病理学療法の可能性について議論したい。
- 講師:
- 藤田 直人(広島大学)
- 座長:
- 今岡 信介(大分岡病院リハビリテーション部)
学会企画講演66
7月26日(日)09:30~10:30:第8会場(2F 206)
理学療法士がデザインする骨格筋マネジメント
▼ 趣旨
各疾患の疾病コントロールのためのガイドラインが示されているものの、疾病による低体力によって、推奨される運動強度や運動時間を実施できない対象者が多いのが実情である。しかしながら、低体力の対象者であっても、身体不活動を減少させることは可能である。Door to Doorのライフスタイルや通信技術の発展は糖尿病を引き起こす一要因となっている可能性がある。神経筋電気刺激は低体力者であっても、骨格筋の収縮を生じさせることが可能であり、随意的な運動と同じような効果をもたらす可能性を有している。本講演では先進技術としての神経筋電気刺激の生理学的反応の検証および臨床応用してどの程度の効果をもたらすのかについて解説する。
- 講師:
- 宮本 俊朗(兵庫医科大学リハビリテーション学部理学療法学科)
- 座長:
- 木村 和樹(新潟リハビリテーション大学理学療法学専攻)
日本予防理学療法学会
学会企画講演3
7月24日(金)14:00~15:00:第3会場(1F 中ホール)
介護予防事業における理学療法士の関わり
▼ 趣旨
今、介護予防・フレイル対策領域におけるセラピストの需要および期待度は高まり続けている。この10年だけみても、介護予防領域で活躍するセラピストは激増しており、その経験値や専門性は飛躍的に上昇した。それに伴い、これまでの「リハビリテーションの知識を地域へ還元」から「リハビリテーション専門職が有する介護予防・フレイル対策の知識を地域へ還元」へとシフトし、セラピストへの期待度も高まっている。このような中、セラピストが有しておかなければならない考え方とは何か。本講演では、最新の知見や大規模データを紹介しながら、理学療法士が介護予防・フレイル対策で有しておくべき情報を整理したい。
- 講師:
- 山田 実(筑波大学人間系)
- 座長:
- 中村 睦美(東都大学幕張ヒューマンケア学部)
学会企画講演33
7月25日(土)11:20~12:20:第10会場(1F 104+105)
認知症および軽度認知機能障害の予防における理学療法士の役割
▼ 趣旨
認知症発症や認知機能の低下抑制のための知見が集積し、2024年のランセットの委員会会からの報告では、予防アプローチは生涯にわたって継続すべきであり重要な個別の介入は、難聴の予防と治療、視力喪失とうつ病の治療、生涯にわたる認知刺激、喫煙の減少、血管リスク要因(コレステロール、糖尿病、肥満、血圧など)の低減と治療、頭部外傷の減少、身体活動の維持と社会的孤立の解消が奨励された。また、政策の変更により教育の質と教育年数を改善し、喫煙、アルコール摂取、頭部外傷のリスク、大気汚染、食品中の塩分と糖分を減らすことが提案された。また、日本では2024年1月1日に共生社会の実現を推進するための認知症基本法が施行され、法に基づいた政策が展開されようとしている。これらを概観すると認知症対策は整ったかのようにみえるが、決定的な予防対策は示されておらず、断片的な知見をどのようにして効果的な対策へと昇華するかは今後の取組次第となる。特に高齢期における認知症予防対策の要は活動的なライフスタイルの促進であり、この領域における理学療法士の果たす役割は大きく、地域保健の実践や研究活動を通して確実性の高い予防対策の構築へ向けた取り組みを期待している。
- 講師:
- 島田 裕之(国立長寿医療研究センター老年学・社会科学研究センター)
- 座長:
- 千葉 一平(東北大学 東北メディカル・メガバンク機構)
学会企画講演58
7月25日(土)16:00~17:00:第7会場(1F 108)
予防理学療法学の目指すもの?あらたな研究デザインの創造と実践課題?
▼ 趣旨
理学療法には、障害の重度化予防が含まれ、従来より予防医学の一部であった。一方、社会の高齢化に伴い、加齢に伴う心身の機能障害が増加し、ハイリスクやポピュレーションアプローチとしての理学療法の社会的期待が高まった。従って研究は新たに予防学のデザイン、さらには活動の地域全体の波及効果を検証するアクションリサーチのデザインが含まれる。
- 講師:
- 大渕 修一(東京都健康長寿医療センター研究所)
- 座長:
- 片山 脩(国立長寿医療研究センター)
学会企画講演64
7月26日(日)09:30~10:30:第6会場(1F 107)
骨粗鬆症に対する予防理学療法の役割
▼ 趣旨
理学療法士と骨粗鬆症については、高齢者に多い四大骨折として関りが深い疾患と考えられている。しかし、このような骨折は骨粗鬆症という疾患が存在し、その多くは転倒により発症する合併症として理解するべきである。日本骨粗鬆症学会が提唱する「骨粗鬆症リエゾンサービス」においては、骨粗鬆症そのものに対する検査や治療の必要性を理解するとともに、現在では「二次性骨折予防継続管理料」として保険収載されている。骨粗鬆症に対する一次予防、二次予防、そして三次予防における理学療法士の役割について、理学療法士としての取り組みを発信する。
- 講師:
- 藤田 博曉(帝京科学大学医療科学部東京理学療法学科)
- 座長:
- 新井 智之(埼玉医科大学保健医療学部理学療法学科)
日本理学療法管理学会
学会企画講演4
7月24日(金)14:00~15:00:第4会場(2F 小ホール)
理学療法管理に関するガイドライン策定の現状
▼ 趣旨
日本理学療法管理学会では、2023年度より「理学療法管理に関するガイドライン」の作成へ向けた活動を行っている(第1版公開予定:2026年3月)。本ガイドライン委員会では、専門会員および一般会員から公募した7名の委員を中心に、19名のワーキングメンバーの協力を得て進めている。ガイドラインでは、理学療法士の管理者が心得ておくとよい視点を7領域(リーダーシップ、患者中心の医療、安全管理、感染管理、チーム医療と連携、職員教育、資源管理)に分け、“Expert Consensus Decision Pathway”に基づき、実践的なガイドラインを目指している。本講演では、ガイドラインの進捗状況および今後の展望について報告する。
- 講師:
- 永田 英貴(日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院リハビリテーション科)
- 座長:
- 豊田 輝(帝京科学大学医療科学部東京理学療法学科)
学会企画講演27
7月25日(土)10:10~11:10:第11会場(2F 201+202)
日本理学療法管理学会が取り組む事業の最新報告:レジストリ研究
▼ 趣旨
本企画は、日本理学療法管理学会が進めるレジストリ研究を通じて、全国の病院や施設におけるリハビリテーション部門の管理全般に焦点を当て、2040年に向けた高齢化社会への対応を支援することを目的としている。特に、地域ごとの高齢者人口の増減に伴う医療ニーズの変化に対応するため、単なる人員配置計画にとどまらず、リハビリテーション部門の効率的な運営、質の向上、他職種との連携強化など、部門管理全体の戦略的な改善が求められている。本企画では、診療報酬改定を踏まえた部門管理の最適化に向け、レジストリデータの収集を基にした実践的な対応策について議論する。
- 講師:
- 岩田健太郎(神戸市立医療センター中央市民病院リハビリテーション技術部)
- 座長:
- 平田 和彦(広島大学病院診療支援部リハビリテーション部門)
学会企画講演50
7月25日(土)14:50~15:50:第6会場(1F 107)
理学療法管理者の役割・ポジションに応じて必要とされる管理運営スキル
▼ 趣旨
本講演では、日本理学療法管理学会による理学療法管理者向けマネジメントラダー開発の過程で行った調査結果と、関連する先行研究のレビューから得た知見を紹介する。理学療法管理者に求められる管理運営スキルは、国や法制度、施設規模、人員構成等の環境要因により異なる面がある一方で、どのような立場の管理者にも必要とされる普遍的なスキルも多く存在する。また、これらのスキルを修得していくべき順序についても、一定の見解が示されている。本講演ではこれらの情報を体系的に解説し、理学療法管理者のキャリア形成や具体的な目標設定の支援となることを目指す。
- 講師:
- 竹内 真太(国際医療福祉大学成田保健医療学部理学療法学科)
- 座長:
- 松田 徹(亀田リハビリテーション病院リハビリテーション室)
学会企画講演77
7月26日(日)10:40~11:40:第8会場(2F 206)
理学療法における意思決定:経済学の視点から
▼ 趣旨
日々の理学療法の臨床や管理の場面は、流動的かつ複雑であり、そこには様々な葛藤がある。われわれ医療従事者、そして患者は、そうした葛藤のなかで迅速かつ適切な意思決定を行うことをもとめられている。本企画では、理学療法における意思決定を、経済学の視点から考える。人々の経済活動を研究の対象とする経済学は、人間の集団的な行動に関する科学として、人々の意思決定とその相互作用を扱ってきた。本企画では、そうした経済学の蓄積を参照しながら、理学療法におけるよりよい意思決定のためのヒントを探っていきたい。
- 講師:
- 小野 裕介(茨城県立医療大学付属病院リハビリテーション部理学療法科)
- 座長:
- 樋口 美幸(株式会社アール・シー)
日本理学療法教育学会
学会企画講演9
7月24日(金)14:00~15:00:第9会場(2F 207)
DX時代の教育変革: インストラクショナルデザインとAIによる教育の再設計
▼ 趣旨
デジタルトランスフォーメーションによって教育現場がどう変わるのか、AIを使った学習プラットフォームやモバイル学習ツールの活用例を紹介し、教育デザインの新たな方向性を提示する。教育手法のメリットデメリットを理解した上で、根本である教育設計の重要性も強調して解説する。
- 講師:
- 奥野 将太(株式会社麻生 飯塚病院リハビリテーション部)
- 座長:
- 門馬 博(杏林大学保健学部リハビリテーション学科)
学会企画講演48
7月25日(土)13:40~14:40:第11会場(2F 201+202)
理学療法教育モデルコアカリキュラムに基づくこれからの理学療法教育
▼ 趣旨
本講演では理学療法教育モデルコアカリキュラムに基づき、今後の理学療法教育の方向性を探ります。急速に進化する医療技術や社会のニーズに応じたカリキュラムの改編が求められる中、教育の質を高めるための具体的な方法を議論します。変化の速い時代における理学療法士養成における教育課題とその展望を共有します。
- 講師:
- 加藤研太郎(大阪医療大学理学療法学科設置準備室)
- 座長:
- 日髙 正巳(兵庫医科大学アドミッションセンター)
学会企画講演56
7月25日(土)16:00~17:00:第5会場(2F 204)
臨床実習後の評価を考える
▼ 趣旨
「理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則の一部を改正する省令」が2020年度入学生より適用された。この改正において「臨床実習前の評価及び臨床実習後の評価を含む」ことが明記され、卒前教育において臨床実習を経た学生の実習後評価については多くの議論がある状況である。医学教育においては「診療参加型臨床実習で学ぶべきことを十分に修得できたか」、「医学部卒業時に臨床研修開始可能な能力を修得しているか」を評価するためにPost-CC OSCEの導入が進められているが、理学療法士の養成課程に適した実習後評価のあり方を検討する。
- 講師:
- 大塚 圭(愛知淑徳大学健康医療科学部医療貢献学科理学療法学専攻)
- 座長:
- 日髙 正巳(兵庫医科大学アドミッションセンター)
学会企画講演65
7月26日(日)09:30~10:30:第7会場(1F 108)
入学者選抜を考える~アドミッション・ポリシーを踏まえた選抜を目指して~
▼ 趣旨
少子化や入学定員の増加により、多くの理学療法士養成校で入学者選抜の見直しが求められている。本講演では、アドミッションポリシーを再考し、適切な人材を確保するための選抜方法の改善について考えていくことを目的とします。学力のみならず、倫理観や共感力を含む多面的評価の導入や、選抜形式の多様化、また、高校との連携強化などの仕組みの変化など現在の入学者選抜における様々な取り組みに触れ、教育の質向上と優秀な人材育成につながる選抜について考えます。
- 講師:
- 日髙 正巳(兵庫医科大学アドミッションセンター)
- 座長:
- 加藤研太郎(大阪医療大学理学療法学科設置準備室)
日本ウィメンズヘルス・メンズヘルス理学療法学会
学会企画講演5
7月24日(金)14:00~15:00:第5会場(2F 204)
メンズヘルス理学療法の基礎と今後の展開
▼ 趣旨
メンズヘルス理学療法は、男性特有の疾患や健康問題に焦点を当てた専門的で重要な医療分野であり、諸外国では既に我々泌尿器科医が関わる疾患、例えば、前立腺癌の術後尿失禁、骨盤痛症候群、勃起不全など、に対する理学療法の有効性が多くの研究で示されている。一方で、日本国内においては、ウィメンズヘルス理学療法と比較して、メンズヘルス理学療法の注目度が低く、臨床や研究の場でも取り組みが十分ではありません。その結果、男性患者が適切なリハビリテーションが受けられない状況が続いている。男性患者のQOLを向上させるために、理学療法士の方々と泌尿器科医が力を合わせることで、より多くの患者に希望を届けることができると信じている。
- 講師:
- 青木 芳隆(名古屋市立大学医学部附属みらい光生病院泌尿器科)
- 座長:
- 横井 悠加(城西国際大学大学院健康科学研究科)
学会企画講演25
7月25日(土)10:10~11:10:第9会場(2F 207)
妊産婦に対する理学療法の最新のエビデンス
▼ 趣旨
妊娠・出産に伴い、女性は様々な身体変化やそれに伴うと考えられる身体症状を有することが多い。身体症状のうち腰部骨盤帯痛、尿失禁、下肢関節痛等の運動器に関連した症状や、帝王切開による創部治癒の問題を有する妊産婦に対して、現在の日本では積極的に専門的な理学療法介入がされていないのが現状である。これらの女性に対する理学療法を実施する際に、諸外国で作成された診療ガイドラインを中心とした最新の研究データに基づいた治療の効果について、解説を行う。
- 講師:
- 平元奈津子(広島国際大学総合リハビリテーション学部)
- 座長:
- 須永 康代(埼玉県立大学保健医療福祉学部理学療法学科)
学会企画講演34
7月25日(土)11:20~12:20:第11会場(2F 201+202)
骨盤底機能障害に対する理学療法の最新の知見と臨床への応用
▼ 趣旨
女性のライフステージにおいて、尿失禁や骨盤臓器脱に悩む人は多く、積極的に専門的な治療がされていない場合は、著しいQOL低下を招いてしまう深刻な問題である。これらの症状について、数々の診療ガイドラインが存在し、最新の臨床・応用研究に基づく知見が含まれている。中でも、理学療法による介入、特に骨盤底筋トレーニングは症状の改善や発症の予防にエビデンスが示されていることから、臨床において実施されることが望まれる。今回は、適切な骨盤底筋トレーニングを指導するために必要な、骨盤底筋群の機能解剖、関連するインナーユニット、姿勢、さらにその他の運動器疾患との関係について解説する。
- 講師:
- 田舎中真由美(フィジオセンター)
- 座長:
- 井上 倫恵(日本福祉大学健康科学部)
学会企画講演75
7月26日(日)10:40~11:40:第6会場(1F 107)
プレコンセプションケアにおける理学療法の可能性
▼ 趣旨
プレコンセプションケアとは、世界保健機関(WHO)により、「妊娠前の女性とカップルに医学的・行動学的・社会的な保健介入を行うこと」と定義されている。現在、妊娠を希望する10組に1組が不妊症とされており、少子化が進行する我が国では喫緊の課題である。不妊のリスク因子には、肥満、喫煙、不規則な食生活などが挙げられており、生活指導と共に適切な体重管理(減量)について、運動療法を中心とした理学療法士による専門的な介入が望まれる。最新の知見を踏まえながら、当分野を広く理解していただくことを講義の目的とする。
- 講師:
- 漆川沙弥香(LUTIS)
- 座長:
- 平元奈津子(広島国際大学総合リハビリテーション学部)
日本筋骨格系徒手理学療法研究会
学会企画講演7
7月24日(金)14:00~15:00:第7会場(1F 108)
変形性膝関節症の病態に対する徒手理学療法の再考
▼ 趣旨
変形性膝関節症による疼痛を中心とした各種障害は理学療法の対象となることが多く、高齢化社会となっている本邦においても変形性膝関節症を有している対象者が増加傾向にある。変形性膝関節症に関する研究は様々な分野で発展しており、末梢組織のみならず中枢神経系における病態も解明が進んでおり、末梢組織にのみ焦点をあてた理学療法ではなく、多角的な因子を考慮した包括的な理学療法実践が求められるようになっている。本講演では、変形性膝関節症の多角的な病態を考慮して、徒手理学療法の効果を再考するとともに、臨床現場で病態を考慮した徒手理学療法としてどのような臨床実践が必要となっていくか再考する機会としたい。
- 講師:
- 瓜谷 大輔(畿央大学大学院健康科学研究科)
- 座長:
- 増井 健二(堺若葉会病院リハビリテーション科)
学会企画講演46
7月25日(土)13:40~14:40:第9会場(2F 207)
運動器疾患に対する生物心理社会モデルに基づいた評価ツールの活用ー質問紙ツールの理解を深めるー
▼ 趣旨
皆さん、「普段の臨床で質問紙を使っていますか?」と問うとおそらく、多くの方がNoと答えるでしょう。Evidence-Based Physical Therapy (EBPT) を考えたときの日本人PTの課題の一つとして挙げられます。一方で、「patient-reported outcome measure (PROM) またはPatient-reported experience measure (PREM) の内容を臨床で使っていますか?」と質問を変えるとおそらく100%の方がYesと回答するのではないでしょうか? 例えば、フォロ-アップセッションの最初に、「前回から症状はどうなっていますか?」と患者に問うような場面がその例です。これは、改善度合いを『質的』に評価しているわけです。つまり、『質問紙』と耳にしたとたんに、『時間がかかるもの』『研究』と連想してしまい、「臨床の私には関係ない」と決めつけないでほしいのです。臨床業務をしているあなたにも大いに関係するテーマなのです。
では、「質的評価」だけではなぜダメなのでしょうか?質的評価でも、担当者がある程度患者の変化を追うことはできますが、改善度合いを過去と比較したり、他の患者と比較したり、あなたとは違う人にその患者の変化を理解してもらうことは困難です。その欠点を補うのが量的評価です。本講演では運動器理学療法の臨床実践において役に立つ、量的評価のPROM・PREMについて理解を深めていきます。
- 講師:
- 高﨑 博司(埼玉県立大学理学療法学科)
- 座長:
- 市川 和奈(東京都立大学大学院人間健康科学研究科)
学会企画講演55
7月25日(土)14:50~15:50:第11会場(2F 201+202)
国際徒手理学療法連盟の教育基準から求められる理学療法士の役割と教育
▼ 趣旨
国際徒手理学療法連盟(IFOMPT)はWorld Physiotherapyのサブグループの一つとして世界中の様々な国が加盟しており、教育水準に関する標準文書とエビデンスに基づく実践を積極的に支持することで、患者マネジメントの改善を奨励している。IFOMPTでは徒手理学療法を「臨床推論に基づき徒手的治療技術と運動療法を含む高度かつ個別の治療アプローチを使用して、神経・筋骨格系機能のマネージメントを行う理学療法の専門領域であり、科学的および臨床的に有効なエビデンスと個々の患者の生物心理社会的背景を考慮し、包括的な治療を実践する」と定義している。この定義に基づいて、徒手理学療法の発展に向けてIFOMPTでは高い教育水準が設定されている。本講演ではIFOMPTの教育水準から求められている理学療法士の役割について理解を深めるとともに、本邦における徒手理学療法の教育についても再考する機会としたい。
- 講師:
- 来間 弘展(東京都立大学健康福祉学部理学療法学科)
- 座長:
- 浅田 啓嗣(鈴鹿医療科学大学保健衛生学部リハビリテーション学科)
学会企画講演74
7月26日(日)10:40~11:40:第5会場(2F 204)
徒手理学療法の鎮痛メカニズム
▼ 趣旨
徒手理学療法は鎮痛目的に様々な場面で活用されている。疼痛の病態に多角的な因子が関連していることから、徒手理学療法の鎮痛メカニズムも多角的な観点から検証が行われている。従来の徒手理学療法は末梢組織に重点をおいていたが、近年では下行性疼痛抑制系を中心に中枢神経系の神経生理学的作用が鎮痛メカニズムに関連していることが明らかにされており、中枢神経系も考慮するようにパラダイムシフトが起こっている。また、徒手理学療法において共通する介入刺激として、触刺激(タッチ)そのものが有している鎮痛効果についても介入効果が解明されてきている。一方で、徒手的な介入のみならず対象者との信頼関係も重要視されており、プラセボ効果による鎮痛効果も徒手理学療法の鎮痛メカニズムとして包括的に捉える視点が重要視されている。本講演では、多角的な視点から解明が進んでいる徒手理学療法の鎮痛メカニズムについて理解を深めるとともに、今後の徒手理学療法の発展に向けて徒手理学療法を再考する機会としたい。
- 講師:
- 重藤 隼人(京都橘大学健康科学部理学療法学科)
- 座長:
- 末廣 忠延(川崎医療福祉大学リハビリテーション学部理学療法学科)
日本産業理学療法研究会
学会企画講演10
7月24日(金)14:00~15:00:第10会場(1F 104+105)
産業保健分野における理学療法士のキャリア形成と働き方
▼ 趣旨
産業保健分野における理学療法士のキャリア形成と働き方
- 講師:
- 岩倉 浩司(株式会社地域リハデザイン研究所)
- 座長:
- 加納 啓輔(製鉄記念八幡病院リハビリテーション部)
学会企画講演49
7月25日(土)14:50~15:50:第5会場(2F 204)
働く人の肩こり、首こり、頚肩腕症候群の予防について
▼ 趣旨
働く人の肩こり、首こり、頚肩腕症候群の予防について
- 講師:
- 上田 泰久(文京学院大学保健医療技術学部理学療法学科)
- 座長:
- 加藤 芳司(名古屋葵大学医療科学部理学療法学科)
学会企画講演62
7月25日(土)16:00~17:00:第11会場(2F 201+202)
福井県における産業理学療法の実践とヘルスコミュニケーション
▼ 趣旨
都道府県士会での産業保健理学療法の取り組み。
- 講師:
- 福田 裕子(福井県理学療法士会職能局産業保健部)
- 座長:
- 木村 圭佑(豊田地域医療センターリハビリテーションセンター)
学会企画講演76
7月26日(日)10:40~11:40:第7会場(1F 108)
高年齢労働者の雇用継続における産業保健理学療法の役割
▼ 趣旨
高年齢労働者の雇用継続における産業保健理学療法の役割。
- 講師:
- 松垣竜太郎(産業医科大学産業生態科学研究所作業関連疾患予防学)
- 座長:
- 柘植 孝浩(倉敷成人病センターリハビリテーション科)
日本精神・心理領域理学療法学会
学会企画講演19
7月24日(金)15:10~16:10:第9会場(2F 207)
精神科急性期治療における理学療法士の役割
▼ 趣旨
高齢化や疾病構造の変化に伴い、精神疾患と身体疾患を合併する患者が増加している。また、救命救急センターで対応する患者の約10%は自殺企図やうつ病などの精神科関連とも言われている。これらの緊急・重症な患者に対応すべく、2008年に精神科救急合併症入院料が新設された。そして2022年の診療報酬改定では、上記病棟において疾患別リハビリテーション料が包括されない診療項目に追加され出来高で算定が可能となっている。当院も精神科救急合併症病床を2病棟体制で開設して、リハビリ部門も精神科病床専従の理学療法士を配置して対応している。今回、精神科急性期治療における理学療法士の役割について、考察を加えて報告する。
- 講師:
- 小澤 純一(福井県立病院リハビリテーション室)
- 座長:
- 石橋 雄介(大阪精神医療センターリハビリテーション室)
学会企画講演28
7月25日(土)11:20~12:20:第5会場(2F 204)
精神心理面から考える痛みに対する理学療法
▼ 趣旨
これまでに、メンタルヘルスが痛みと関連することが臨床で経験され、また、数々の研究で報告されている。そこで、侵害受容性疼痛、神経障害性疼痛と痛みの原因がはっきりしない痛みを便宜上、心因性疼痛として分類されてきた。しかし、2016年に国際疼痛学会が痛みの原因がはっきりしない痛みを痛覚変調性疼痛と定義し、心因性疼痛という分類はなくなっている。そこで、本講演では、メンタルヘルスと痛みの関係について、また、メンタルヘルスの問題と疼痛は同じもしくは異なるメカニズムなのかについて話題提供を行う。
- 講師:
- 西上 智彦(県立広島大学保健福祉学部保健福祉学科理学療法学コース)
- 座長:
- 甲田 宗嗣(広島都市学園大学リハビリテーション学科)
学会企画講演44
7月25日(土)13:40~14:40:第7会場(1F 108)
メンタルヘルス領域の理学療法に関する国際的な動向
▼ 趣旨
近年、メンタルヘルスへの関心が高まり、新しい理学療法の視点からもその重要性が強調されています。本講演では、国際的な視点を通じて、精神から身体へのアプローチを含むメンタルヘルスに関わる理学療法の最新動向を紹介します。具体的には、ストレス、不安、うつ病に対する身体活動やエクササイズ療法の効果に加え、デジタル技術やリモートケアの導入による新しい治療アプローチにも焦点を当てます。また、各国の研究や臨床事例を基に、メンタルヘルス領域における理学療法士の新しい役割とその可能性を探ります。メンタルとフィジカルの相互作用に注目し、患者の包括的なケアを支援するための実践的な知見を提供します。
- 講師:
- 堀 寛史(甲南女子大学看護リハビリテーション学部理学療法学科)
- 座長:
- 國枝 洋太(東京都済生会中央病院認知症疾患医療センター)
学会企画講演80
7月26日(日)10:40~11:40:第11会場(2F 201+202)
認知症に係る理学療法の可能性と最新知見
▼ 趣旨
認知症は、理学療法士が治療対象とするさまざまな疾患に合併する症状であり、効率的な理学療法の効果を得るためには、認知症に対する考慮をしながら主要疾患の理学療法を進める必要がある。そこで認知症を有する入院患者の理学療法を実施するために、必要な認知症の基礎知識、評価、理学療法士としての接し方について、最新知見と臨床場面での実践を含めて紹介する。また近年では、地域在住高齢者における理学療法士の役割として、身体活動を基盤とした運動に取り組むことでの認知機能低下予防も注目されている。認知症の一次~三次予防について、理学療法士の認知症に対する可能性について述べる。
- 講師:
- 國枝 洋太(東京都済生会中央病院認知症疾患医療センター)
- 座長:
- 横川 正美(金沢大学医薬保健研究域保健学系)
日本物理療法研究会
学会企画講演16
7月24日(金)15:10~16:10:第6会場(1F 107)
集中治療医学領域における物理療法の新展開-ICU-AWやPICSに対する神経筋電気刺激の活用-
▼ 趣旨
神経筋電気刺激は重症患者に対する早期リハビリテーションプログラムの一環として実施され、筋萎縮や筋力低下の予防、集中治療室獲得性筋力低下(ICU-AW)の発症予防、人工呼吸期間や在院日数短縮に関する効果が報告されている。そこで本企画講演では、集中治療医学領域における神経筋電気刺激を活用した物理療法の最新展開を紹介するとともに、重症患者特有の様々な障壁を乗り越えるための工夫や対策を例示する。
- 講師:
- 野々山忠芳(一宮西病院リハビリテーション技術部)
- 座長:
- 吉田 陽亮(奈良県西和医療センターリハビリテーション部)
学会企画講演47
7月25日(土)13:40~14:40:第10会場(1F 104+105)
褥瘡に対する電気刺激療法の効果検証-基礎と臨床を繋ぐトランスレーショナルリサーチ-
▼ 趣旨
臨床において褥瘡をはじめとする慢性創傷の治療には難渋することも多く、重症化すると理学療法を進めていくうえでの大きな制限因子となり得るため、重症化を予防するための効果的な介入戦略の開発が待たれている。そして、近年では電気刺激療法が慢性創傷の治癒促進に有効であることが報告されており、その効果機序の解明に向けた基礎医学的研究も進展している。そこで本学会企画講演では、慢性創傷に対する電気刺激療法の生物学的効果について紹介する。
- 講師:
- 吉川 義之(奈良学園大学保健医療学部リハビリテーション学科)
- 座長:
- 植村弥希子(関西福祉科学大学保健医療学部リハビリテーション学科)
学会企画講演59
7月25日(土)16:00~17:00:第8会場(2F 206)
痙縮と拘縮に対する理学療法の最前線-電気刺激療法と拡散型ショックウェーブ療法の臨床応用-
▼ 趣旨
臨床において広く利用されている電気刺激療法や近年注目されている拡散型ショックウェーブ療法は脳卒中症例における痙縮や運動器症例における関節拘縮などに適用され、それぞれのエビデンスの蓄積も積極的に進められている。そこで本企画講演では、痙縮や拘縮に対する電気刺激療法や拡散型ショックウェーブ療法の基本的知識を整理するとともに、これに関連する最近の動向を紹介し、臨床での症例に対する実践方法を提示する。
- 講師:
- 中村 潤二(西大和リハビリテーション病院リハビリテーション部)
- 座長:
- 高橋 容子(順天堂大学保健医療学部理学療法学科)
学会企画講演63
7月26日(日)09:30~10:30:第5会場(2F 204)
異常感覚に対する経皮的電気神経刺激の最新知見
▼ 趣旨
しびれ感やアロディニアといった異常感覚はADLやQOLの低下の要因となることから、その効果的な介入戦略の確立が喫緊の課題となっている。一方、近年では経皮的電気神経刺激(TENS)を活用した異常感覚に対する新たな介入戦略が開発され、そのエビデンスも蓄積されている。そこで本学会企画講演では、異常感覚に対するTENSの効果検証結果を紹介するとともに、適応・不適応を含めた臨床応用への可能性を提示する。
- 講師:
- 西 祐樹(長崎大学生命医科学域(保健学系))
- 座長:
- 徳田 光紀(平成記念病院リハビリテーション課)
学会連合版ROM評価指針ライブデモンストレーション
7月24日(金)14:00~15:30:第11会場(2F 201+202)
- 講師:
- 畠山 和利(秋田大学医学部附属病院リハビリテーション部)
国分 貴徳(埼玉県立大学大学院保健医療福祉学研究科)
- ファシリテーター:
- 渡邉 基起(秋田大学医学部附属病院リハビリテーション部)
須田 智寛(秋田大学医学部附属病院リハビリテーション部)
宇佐美優奈(埼玉県立大学大学院保健医療福祉学研究科)
学会連合版MMTライブデモンストレーション
7月24日(金)15:40~17:40:第11会場(2F 201+202)
- 講師:
- 中山 恭秀(東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座)
小林 武(東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科)
磯貝 香(常葉大学保健医療学部理学療法学科)
大森 圭貢(湘南医療大学保健医療学部)
- ファシリテーター:
- 千田 悠人(JR仙台病院リハビリテーション科)