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演題募集・採択演題一覧

採択演題一覧

多数の演題のご応募をいただき、ありがとうございました。
公募演題の採択結果を掲載いたします。

採択通知メールは 4月10日(水)に一斉配信しております。

※メール未着の際は迷惑メールフォルダ等をご確認の上、
運営事務局(jps55@gakkai.co.jp)へお問い合わせください。

演題募集

演題を募集いたします。
募集する講演形態は、次のとおりです。

1. 一般演題(公募)
2. 主題演題(公募)
3. 指定演題

皆様からの多数のご応募をお待ちしております。
なお、公募演題の採否・発表形式・発表日時等は、会長にご一任ください。
「指定演題」は指定演者の先生のみ、ご登録をお願いいたします。
演題登録画面へ進むボタンは本ページ下部にございますが、以下の注意事項を十分お読みいただいたうえで演題登録画面にお進みください。

1. 演題登録方法

UMINシステムを用いたオンライン登録です。
本ページ下部の「新規演題登録」ボタンから、案内にしたがって演題の登録を行ってください。
演題登録後、締め切り前までは、登録内容の修正が可能です。

2. 演題募集期間

2023年12月15日(金)正午 ~ 2024年1月31日(水)正午

2月9日(金)正午まで延長しました。

2月20日(火)正午まで延長をしました。

演題募集を締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。

  • 締め切り直前はアクセスが集中し、回線が混雑することにより演題登録に支障をきたすことも予想されますので、余裕を持ってご応募いただくことをお奨めいたします。
  • 演題登録後、締め切り前までは、登録内容の修正が可能です。
  • 原則、締切日以降の抄録の差し替えや登録内容の変更は受付できませんので、修正は必ず演題登録期間中にお済ませください。

3. 応募資格

  • 筆頭演者ならびに共同演者は、日本膵臓学会の会員に限ります。ただし、メディカルスタッフ、学部学生、医師免許を有しない大学院生の方は、会員・非会員を問いません。 非会員の方は、下記URLにて必ず入会手続きを行ってください。
    ※入会申請中に演題登録を行う場合は、会員番号入力欄に「99」とご入力ください。
  • 演題は未発表のものに限ります。
  • 研究内容、倫理面等を総合的に評価のうえ採否を決定し、口演発表とポスター発表に分類します。
  • 主題演題については、不採用になった場合、一般演題としてご発表いただくことが可能です。
    採否については会長一任とさせていただきますので、ご了承ください。
    【日本膵臓学会 入会・各種変更届】
    http://www.suizou.org/apply/tetsuduki.htm
    なお、会員番号がご不明な方は、下記までお問い合わせください。

会員番号お問い合わせ先

※入会申請後から、会員番号付与まで1か月程度お時間を要します。

指導医・会員情報管理事務局

〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル7F
(株)毎日学術フォーラム内

4. 公募演題の抄録文字数と共同演者の登録制限について

演題名:全角40文字以内(スペース含む)

抄録本文:全角800文字以内(スペース含む)

演者数(筆頭演者+共同演者):20名まで

所属施設数:10施設まで

総合計文字数(演者名・所属・演題名・抄録本文の合計):全角1,000文字以内(スペース含む)

※演題募集期間終了後、修正、共著者の変更・追加等には対応できかねますので、予めご了承ください。 

5. 登録方法・登録時の留意点

  1. 応募する「セッション」を1つ選択してください。

    • 一般演題(公募)
    • 主題演題(公募)
    • 指定演題
  2. 公募のセッション(一般演題もしくは主題演題)を希望される場合、以下より希望カテゴリーを1つずつ選択してください。

    第1希望カテゴリー

    (ア)膵内外分泌 (イ)内視鏡 (ウ)手術 (エ)抗癌薬・放射線
    (オ)急性膵炎 (カ)慢性膵炎 (キ)自己免疫性膵炎 (ク)膵癌 
    (ケ)膵神経内分泌腫瘍 (コ)嚢胞性膵腫瘍 (サ)その他の膵腫瘍 
    (シ)膵移植 (ス)メディカルスタッフ (セ)その他

    第2希望カテゴリー

    (ア)基礎 (イ)診断 (ウ)治療 (エ)症例 (オ)その他

  3. 一般演題に応募される方は、「口演」もしくは「ポスター」のどちらかを選択してください。

  4. 主題演題(特別企画、シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップ)に応募される方は、下記をご確認のうえ、セッションを1つ選択してください。

    主題演題には一部指定枠が含まれます。また、指定のみのセッションがありますのでご了承ください

特別企画1

膵臓病学の均霑化-地域に高度な膵疾患診療を届けるために

司会竹山 宜典近畿大学/大阪暁明館病院
北野 雅之和歌山県立医科大学第二内科

司会の言葉

膵疾患の診断・治療には高度な専門的知識が必要で、高難度外科手術、高難度内視鏡治療は十分な人的資源と設備を持つhigh volume centerだけで施行可能であったり、その治療成績が良いことは周知の事実である。また、急性膵炎の対応では高次医療機関への搬送タイミングが予後に大きく寄与する.さら膵疾患の診断・治療には高度な専門的知識と技術に加え豊富な経験が必要であり、高難度外科手術、高難度内視鏡治療は十分な人的資源と設備を持つhigh volume centerだけで施行可能で、その治療成績も良いことは周知の事実である。また、急性膵炎の対応では高次医療機関への搬送タイミングが予後に大きく寄与する。さらに、膵癌早期診断には高危険群の中から専門医による精査による切除可能膵癌の拾い上げにまで進めていくことの重要性の啓発とシステムの開発が課題となっている。2013年以降、総ての2次医療圏における地域医療構想の議論が始まり、多くの人々に同質の医療を提供することの重要性が再認識された。センター化、ネットワーク化、情報の円滑な流通によって提供する医療の質の均霑化を図ることが、膵疾患の早期発見、 治療成績の向上に寄与すると考えられる。そのような観点から、地域、多施設、多診療科での取り組みを広く募り、日本全国津々浦々に高度な膵疾患診療を届けるための方法とその問題点に関して議論を深めたい。

特別企画2

膵癌取扱い規約(第8版)改訂のポイントと今後の課題

司会海野 倫明東北大学消化器外科学
奥坂 拓志国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科

司会の言葉

このほど膵癌取扱い規約が改訂され2023年7月第8版が出版された。膵癌診療の進化は著しく、術前治療の導入、腹腔細胞診陽性症例への対応、”領域リンパ節”という概念の導入、術前治療後組織学的効果判定へのCAP分類の追加などが検討され、今回の改訂に至った。本セッションでは改訂のポイントをできるだけわかりやすく解説いただき、併せて第9版改訂に向けて今後の課題や解決の方策についてご議論をいただきたい。

特別企画3

膵切除術における周術期リハビリとERAS

司会髙折 恭一市立長浜病院院長
川井 学和歌山県立医科大学外科学第2講座

司会の言葉

高齢化社会に伴い、高齢者、低栄養、呼吸機能障害などリスクの高い手術患者が増えている。術後回復能力強化プログラムであるERAS(enhanced recovery after surgery)プログラム導入は、術後合併症率の低減を目的の一つとしている。周術期リハビリテーションは、術前からの心肺機能強化トレーニングの導入によって、術前に心肺機能を含めた体力の向上を行うことで、術後、低下した体力からの早期に回復を目的としている。特に膵切除術では侵襲の高い手術が多く、周術期における安全性を高めるために、周術期リハビリテーションとERAS導入は有用と考えられる。ERASプログラムは、各施設において改良が重ねられ、日々進化している。本セッションでは各施設の周術期リハビリテーション、栄養管理、輸液管理、ドレーン管理など一歩進んだERASの実践とその成績について紹介していただき、新しいエビデンスを創出したい。

特別企画4 【指定演者のみ】

Postpancreatectomy Acute Pancreatitis (PPAP)の概念と本邦の現況

司会中村 雅史九州大学臨床・腫瘍外科
永野 浩昭山口大学 消化器・腫瘍外科学

司会の言葉

膵切除に伴い残膵に炎症を来すことは一部で知られていたが、その病態についてはこれまで注目されてこなかった。2016年にConnorが膵切後に起こる膵炎を独立した一つの術後合併症とみなし、血清アミラーゼ値に基づく定義を報告して以降、術後膵炎の臨床学的意義を解析した報告が相次いでなされている。2022年、International Study Group for Pancreatic Surgery (ISGPS)が膵切除後に起こる急性膵炎をPPAP(Post-pancreatectomy acute pancreatitis)と名付け、その診断基準とグレード分類を提唱した。膵手術を担う外科医は知っておくべき疾患概念と思われるが、その認知度は世界的にもまだ低い。本セッションでは、PPAPに関する概念の基調講演に加えて国内施設の臨床経験を発表していただき、この新しい疾患概念の重要性について討論を行う。

※UMINでは選択可能ですが、指定演題のためご注意ください。

特別企画5 【指定演者のみ】

日本膵臓学会プロジェクト研究・国際共同研究報告

司会里井 壯平関西医科大学外科学講座
上野 誠神奈川県立がんセンター消化器内科

司会の言葉

日本膵臓学会膵疾患臨床研究推進委員会は2014年に発足し、膵臓病学に関して学術的に意義があり社会的な使命を果たすにふさわしい調査研究を公募してまいりました。現在まで19件のプロジェクト研究が採択され、8件の研究が学術雑誌に刊行され、3件の研究が投稿中、8件の研究が継続中となっています。今回の特別企画では、日本膵臓学会のプロジェクト研究のみならず会員が関与している国際共同研究を報告していただきます。会員の皆様とともに現在のプロジェクト研究内容を吟味していただき、今後の日本膵臓学会の研究体制の在り方を含めまして情報の共有ならびに討議をおこないたいと考えております。皆様のご参加と活発なご討議を期待しております。

※UMINでは選択可能ですが、指定演題のためご注意ください。

シンポジウム1

膵癌の長期予後向上を目指して1 -膵癌早期発見の戦略と精緻診断

司会花田 敬士JA尾道総合病院消化器内科
菅野 敦自治医科大学消化器内科学部門

司会の言葉

膵癌の予後を改善させるためには、非切除症例に対する集学的治療の成績向上に加え、早期に診断することが必要である。Stage 0,I膵癌の画像所見が明らかにされつつあり、早期に診断された膵癌症例の報告が増加しつつある。しかし、他臓器癌の予後と比較すると、いまだに膵癌の長期予後は不良であり、さらなる診断能の向上が求められている。近年、従来の画像診断に加え、AIを用いた診断法、新規バイオマーカーやゲノム診断などを応用した新たな診断法、地域医療連携による膵癌症例の拾い上げシステムの構築など、様々な試みが行われている。さらに、切除症例の蓄積から早期に診断された膵癌症例の病理学的な特徴も明らかにされつつある。膵癌の早期診断のためには、画像診断のみならず多角的にアプローチを行うことが重要である。膵癌の早期診断について、様々な視点から興味深い演題を期待する。

シンポジウム2 【指定演者のみ】

膵癌の長期予後向上を目指して2 -切除可能膵癌術前治療の検証

司会力山 敏樹自治医科大学附属さいたま医療センター一般・消化器外科
本田 五郎東京女子医科大学消化器・一般外科

司会の言葉

本邦では2019年に発表されたPrep-02/JSAP-05 studyの結果を受けて、切除可能膵癌に対する術前治療としてゲムシタビン塩酸塩+S-1併用療法を行うことが診療ガイドライン上で提案された。以降、術前化学療法は多くの専門施設で標準治療として行われているものと思われる。また、施設によってはさらなる予後改善を目指して、腫瘍の状態や腫瘍マーカーの値に応じて治療期間やレジメンをアレンジしていることが予想される。本セッションでは、各施設のこれまでの経験と治療成績を報告して頂き、これらを検証することによって切除可能膵癌に対する治療戦略の今後の方向性を探る。

※UMINでは選択可能ですが、指定演題のためご注意ください。

シンポジウム3

膵癌の長期予後向上を目指して3 -切除不能膵癌の最先端治療

司会江口 英利大阪大学消化器外科
伊藤 芳紀昭和大学医学部放射線医学講座放射線治療学部門
森實 千種国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科

司会の言葉

ゲムシタビンの登場以降、進行膵癌に対する治療レジメンは着実に増え、治療成績も改善傾向にある。しかしいまだ予後不良な癌の代表であることに変わりはなく、がん診療でパラダイムシフトをもたらしている新規医療技術の恩恵は今のところ享受できていない。9割以上でKRAS変異を認める膵癌では、がん遺伝子パネル検査で有効な治療ターゲットが検出される機会が少なく、免疫チェックポイント阻害薬も現状では有効性が低いとされる。また、重要な脈管や臓器との解剖学的位置関係が近く、有効かつ安全な局所治療も難しい。長期予後向上を実現するには、これらの課題を解決する飛躍的な治療開発や最先端の医療技術が必要である。  本セッションでは、切除不能膵癌の長期予後向上を目指した最先端治療として「KRAS変異/KRAS野生型に対する標的治療」「次世代型免疫療法」「切除/局所療法のこれから」の3つの話題を中心に将来に向けた議論を深めたい。

シンポジウム4

Under40 Clinical and Research Symposium

司会藤井 努富山大学消化器・腫瘍・総合外科
立石 敬介聖マリアンナ医科大学消化器内科学

司会の言葉

本シンポジウムはUnder40の若手の先生方が主役であるため、必ずしも確立された完成度の高さを求めるものではない。あえて内容に分野は設定していないので、これからの膵臓病学・膵臓病診療を発展させうる新しい発想、取り組みの発表を歓迎する。ご自身の取り組んでいる研究テーマと成果について、臨床的あるいは基礎的側面から積極的にご発表いただき、是非存在感をアピールしていただきたい。発表にあたってはまず、なぜそのテーマが重要であるのか、現時点で解決すべきどういう問題点があるのか、について明確にしていただく。そのうえで問題点を乗り越えるうえでの発想の新規性や独自性、内容の将来性について具体的にご紹介いただきたい。本シンポジウムが、Under40の先生方の今後のご活躍のひとつのきっかけになれば幸いである。

シンポジウム5

慢性膵炎臨床診断基準2019の検証と次回改訂に向けた展開

司会入澤 篤志獨協医科大学内科学(消化器)講座
正宗 淳東北大学消化器病態学分野

司会の言葉

「慢性膵炎臨床診断基準2019」は、「慢性膵炎臨床診断基準2009」「mechanistic definition」そして様々な研究成果をもとに、進行した慢性膵炎のみを診断するのではなく、そこに至るまでの病的過程に注目した内容として構成されている。2009基準との大きな違いは、飲酒歴の定義における基準量の引き下げ、膵炎関連遺伝子異常や急性膵炎既往などのリスク因子の追加、 MRCP所見の追加、早期慢性膵炎の超音波内視鏡所見の簡素化等である。この改訂により、特に早期慢性膵炎診断においては診断特異性が向上した可能性はあるが、明確なエビデンスはない。また、飲酒量の妥当性、性差を考慮することや喫煙を診断項目に加えることの必要性、画像診断項目の妥当性など、次回の改訂に向けて検討が求められる事項も多い。本シンポジウムでは、慢性膵炎診療の現状そして問題点を呈示頂き、慢性膵炎診断基準2019の検証と次回改訂に向けた議論を行いたい。

国際ビデオシンポジウム1 【指定演者のみ】

Pitfalls and rescue techniques of interventional endoscopy for pancreatic diseases
(膵interventional endoscopyのPitfallと回避法)

司会糸井 隆夫東京医科大学消化器内科学分野
藤森 尚九州大学病院 肝臓・膵臓・胆道内科

司会の言葉

Interventional endoscopy, including ERCP and EUS-related procedures for pancreatic diseases, has progressed rapidly in recent years. In addition to conventional endoscopic procedures such as pancreatic stenting, EUS-FNA and EUS-guided transluminal drainage, advanced procedures such as perioral pancreatoscopy, EUS-guided pancreatic duct drainage and EUS-guided injection therapy have emerged in clinical practice. These advances enabled us to treat various difficult conditions such as pancreatic duct stricture due to chronic pancreatitis, anastomotic stricture, pancreatic huge stones, and peripancreatic fluid collections, including pseudocyst and walled-off necrosis. However, these advanced techniques have a risk of severe complications which may be fatal, and it also requires sophisticated skills. Therefore, it is mandatory to learn and share the technical tips, pitfalls and rescue techniques of advanced endoscopic procedures. In this international video symposium, domestic and international experts of pancreato-biliary endoscopy will make a presentation regarding respective procedures for pancreatic diseases. We would like to make a hot discussion on the current situation and future perspectives of pancreatic endoscopy through this symposium.

※UMINでは選択可能ですが、指定演題のためご注意ください。

国際ビデオシンポジウム2 【指定演者のみ】

Minimally Invasive Pancreatectomy: Current Status and Future Prospects
(低侵襲膵切除術の現状と課題)

司会庄 雅之奈良県立医科大学消化器・総合外科学教室
永川 裕一東京医科大学消化器・小児外科学分野

司会の言葉

Minimally invasive approaches, including laparoscopic and robot-assisted pancreatectomy, are becoming increasingly prevalent worldwide, even in procedures considered technically demanding. However, in comparison to other surgical areas and organs, these approaches are still considered to be in the relatively early stages of development. In efforts to ensure safe widespread adoption, collaborative training programs involving multiple institutions have been initiated. While facilities often apply minimally invasive pancreatectomy for low-grade pancreatic tumors, its applicability for pancreatic cancer varies among institutions, presenting technical challenges.

This international video symposium aims to invite speakers from both domestic and international settings to present actual surgical videos. Through this, participants will discuss the current status and challenges faced by different countries and facilities. The symposium, in collaboration with panelists, plans to extensively debate various aspects such as safety, indication, education, and more. The goal is to provide a platform for sharing experiences and challenges among surgeons actively performing minimally invasive pancreatectomy or considering its implementation. This event will serve as an opportunity for a broad audience, including many esteemed professionals, to learn about the latest developments both nationally and internationally, share common challenges, and collectively explore directions for overcoming these challenges.

※UMINでは選択可能ですが、指定演題のためご注意ください。

パネルディスカッション1

膵切後長期フォローアップの要点:術後膵内・外分泌機能低下への対応

司会野田 弘志自治医科大学附属さいたま医療センター一般・消化器外科
鈴木 裕杏林大学医学部付属病院肝胆膵外科

司会の言葉

近年、膵癌に対する有効な化学療法の出現や膵切除の短期成績向上に伴って膵切除術後の長期生存が期待できるようになった。一方で膵切除は膵内・外分泌機能を低下させるため、これに起因する脂肪肝や糖尿病などの長期的な合併症への対応が新しい課題として指摘されている。本パネルディスカッションでは、術後長期の膵内・外分泌機能低下のフォローアップと対応とともに、近年、急速に発展している術前術後の化学療法・化学放射線療法中の膵内・外分泌機能のマネージメント、周術期血糖モニタリングや皮下埋込み型インスリンポンプの発展、などの新しい潮流、これらがもたらす術後の長期的膵内・外分泌機能や患者予後やQOLへの影響、およびその予測因子等についても最新の知見や取り組みに関する発表をお願いしたい。本セッションが学会メインテーマに沿って「膵切後長期フォローアップの要点:術後膵内・外分泌機下への対応」の均霑化のマイルストーンになることを期待する。

パネルディスカッション2

膵癌・膵IPMN手術における膵断端評価と長期予後

司会鈴木 修司東京医科大学茨城医療センター消化器外科
大塚 隆生鹿児島大学消化器外科

司会の言葉

膵癌や膵IPMN手術において膵断端陰性を目指すべきことは論を待たないが、陽性だった場合に追加切除や膵全摘を行うかどうかの判断は主病変の進行度や断端病変の異型度、患者の全身状態や年齢なども勘案し、期待される長期予後と術後QOLのバランスから総合的に決定される。例えばフレイルを有する患者や高齢者の膵癌症例に対して、膵切離断端が非浸潤癌陽性や異型細胞との病理判断だった場合に術後QOL低下を覚悟してでも膵全摘を行うかどうかの判断に迷うことは多い。また、膵IPMN手術において膵断端陰性が得られた場合には長期予後が期待できるが、一方で残膵再発や異時性多中心性残膵病変発症を想定した長期経過観察を行う必要がある。膵切離断端の術中迅速診断を必ずしも全例で行っていない施設もあるが、迅速診断を省略できる病態の明確な指針はない。本セッションでは長期予後も考慮した膵切除断端評価に関する様々な演題の応募をお願いしたい。

パネルディスカッション3

肝転移を伴った膵神経内分泌腫瘍の治療戦略

司会工藤 篤東京医科歯科大学肝胆膵外科
肱岡 範国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科

司会の言葉

膵神経内分泌腫瘍(panNEN)に対する近年の薬物療法の進歩は目覚ましい。 SSA製剤、分子標的薬、アルキル化剤、プラチナ製剤に加え2021年からは本邦においてもPRRT治療も行えるようになった。施設によってはCAPTEM 療法も導入している。 これに伴い肝転移を有するpanNENに対する治療戦略も、外科切除を中心とした治療から、集学的治療へとシフトチェンジしてきている。しかしながら、肝転移を有するpanNENの治療においてはgold standardは存在せず、施設毎に方針が異なり、いまだ整理がついていないのが現状であり、治療法の確立も今後の課題と考えられる。 本パネルディスカッションでは肝転移を伴ったpanNENに対する外科手術の成績やconversion surgeryなどの集学的治療、術前/術後補助療法の成績などにつき、現在までの治療経験を基にご発表いただき、診療科を超えて活発な討議を行いたい。

パネルディスカッション4

膵EUS-FNA診断の功罪

司会良沢 昭銘埼玉医科大学国際医療センター消化器内科
祖父尼 淳東京医科大学消化器内科学分野/臨床腫瘍科

司会の言葉

2010年4月よりEUS-FNAが本邦で保険収載され、現在では広く日常診療に用いられ、欠かすことのできない診断手技となっている。特に膵腫瘍に対しては、膵癌の治療前の組織学的確証を得ること、鑑別診断困難な膵腫瘍に対する組織学的診断法として大きな役割を担っている。今後はさらにゲノム医療を目的としてEUS-FNA検体を用いる遺伝子パネル検査への応用など益々の発展が期待されている。しかし偶発症が少なからず認められ、ときに重篤な偶発症も発生する。さらにEUS-FNA後のneedle tract seedingが本邦を中心に報告が散見されるようになってきている。また膵上皮内癌診断は基本的には困難であること、さらにEUS-FNAが陰性であった場合の対応、切除可能/境界膵癌に対する術前化学療法の有用性が示され、術前治療症例に対しての適応などの課題もある。本セッションでは、改めてEUS-FNAの功罪について現状や問題点について再考したい。多くの応募を期待している。

パネルディスカッション5

慢性膵炎・膵石症に対する内科的・外科的治療

司会松本 逸平近畿大学医学部外科学教室肝胆膵部門
廣田 衛久東北医科薬科大学内科学第二(消化器内科)

司会の言葉

慢性膵炎・膵石症に対するESWL、内視鏡的膵石除去、膵管ステント留置などの内科的治療は、手術と比較し低侵襲であると同時に有効性・安全性が広く認められている。一方、長期成績については内科的治療と比較して外科的治療が上回ることがランダム化比較試験で示されている。さらに早期の手術介入が病態の進行を遅らせ、膵癌発症を抑制する効果も報告されている。しかし、内科的治療のみによっても良好な長期予後を得られる例も多く経験されるのもまた事実である。本ディスカッションでは、内科的・外科的治療の最近の長期成績、内科的治療から外科的治療へ移行するタイミング、外科的治療の適応・術式、内科的治療には病態進行を遅らせ膵癌発症を抑制する効果はないのか、無症状の膵石例へ治療をすべきか、EUSを用いたインターベンションやEHL・レーザなどによる治療の適応・有効性・安全性についてなど、この領域の課題について議論を深めたい。多くの演題の応募を期待する。

パネルディスカッション6

重症急性膵炎と被包化壊死のベストプラクティス

司会水野 修吾三重大学大学院医学系研究科肝胆膵・移植外科
中井 陽介東京大学医学部附属病院光学医療診療部

司会の言葉

診療ガイドラインの普及とともに、急性膵炎の致命率は近年改善しているものの、重症急性膵炎の死亡率は依然として低いとは言えず、特に発症後期の致命率改善が大きな課題である。重症度判定の見直しに加えて、経腸栄養・予防的抗菌薬などガイドラインの遵守率が低い点など検証すべき課題として残されている。被包化壊死の治療においても、ドレナージやネクロセクトミーなどの治療介入のタイミングやステントの選択など標準化がされていない点も多く残されている。急性膵炎診療における均てん化の重要性は明らかである一方で、重症急性膵炎や複雑な被包化壊死などの症例の高次医療機関・専門施設へのセンター化が必要な病態も存在する。本セッションでは、重症急性膵炎の急性期治療と局所合併症である被包化壊死の予後改善に向けたベストプラクティスのための各施設の取り組みについて発表いただき、現状の課題と今後の展望について議論したい。

パネルディスカッション7

膵疾患のトランスレーショナル・リサーチ

司会大西 洋英独立行政法人労働者健康安全機構
児玉 裕三神戸大学消化器内科学分野

司会の言葉

膵炎や膵腫瘍など膵疾患を対象とした基礎研究が全世界において精力的に進められている。遺伝子改変技術を駆使した疾患モデル動物を用いた病態解明研究に加え、最近ではヒト生体試料を用いた検討、すなわち臨床サンプルを用いたマルチオミックス解析やマイクロバイオーム研究、さらには患者由来オルガノイドを用いた最新の細胞培養技術を用いた研究が大きな展開を見せている。一方、これらの研究成果を用いた臨床応用は、一部のバイオマーカーの開発やゲノム医療などに留まっており、未だ各種膵疾患の大きな予後改善には至っていない。本パネルディスカッションでは、次世代の革新的な診断・治療法の開発を目指したトランスレーショナル・リサーチに焦点を絞り、各御施設の最新の研究成果についてご発表頂きたい。いかに基礎研究をベンチサイドに留めずベッドサイドへ繋げるか、現時点での課題と可能性を共有すべく活発な議論を期待する。

パネルディスカッション8

自己免疫性膵炎診療ガイドライン2020の検証

司会窪田 賢輔横浜市立大学附属病院内視鏡センター
内田 一茂高知大学医学部消化器内科学

司会の言葉

自己免疫性膵炎は1995年にYoshidaらによって提唱された、日本から発信された疾患概念であり、同じく日本から発信されたIgG4関連疾患へとつながった。臨床診断基準が2018年に改訂され、それを受けて診療ガイドラインも2020年に改訂された。日本では自己免疫性膵炎の多くは1型であり、希少である2型の取り扱いは課題となっている。また診断では血清IgG4正常例、診断的ERCPの役割、更にFNAによる組織診断の問題、治療においては再燃を防ぐための至適なステロイド投与量・期間の問題や、免疫調節剤の適応がある。もちろん臨床診断基準もそれに基づいた診療ガイドラインも一般消化器内科医向けに作られたものであるが、このセッションでは診療ガイドラインの有用性もしくは問題点をディスカッションしたいと考えている。奮って演題を応募していただきたい。

ワークショップ1

膵検体を活かす未来プロジェクト

司会福嶋 敬宜自治医科大学病理学・病理診断部
平岡 伸介国立がん研究センター中央病院病理診断科

司会の言葉

患者から採取された組織・細胞検体は、その患者の現在地であり、まず病理・細胞診断に供される。その際、外科切除検体を適切に処理・固定し切り出すことは病理診断の基盤となり、画像診断へのフィードバックにも貢献する.固定前新鮮検体は、免疫療法・分子標的治療を含めて今後益々多様化していく治療法・個別化医療における患者選択に重要であるのみならず、診断・治療の新規開発、基礎的研究にとっても欠かすことの出来ない試料になる。オミックス解析に加え、継体培養、オルガノイド作製、ゼノグラフト作製等により研究の質や幅を広げた解析を可能とするツールとなり、さらに未来の画期的解析技術や治療のために保管される検体もあると考えられる.本ワークショップでは、患者検体を様々な次元で次に活かす取り組みを募集したい。

ワークショップ2

本邦における膵外傷の現況と治療戦略

司会岡野 圭一香川大学医学部 消化器外科
渡部 広明島根大学医学部Acute Care Surgery 講座

司会の言葉

外傷性膵損傷は、その複雑な周囲解剖や膵液漏・膵炎をきたすという臓器特性から診断や治療に難渋する事が多く、適切な治療が行われなければ重篤な合併症や関連死亡を伴う。 治療方針を決定するには,損傷部を診断するだけでなく,いかに主膵管損傷の有無と程度を確認できるかが重要である。単独損傷であるなら積極的にERPを施行するが、多臓器合併損傷も多く,循環動態を考慮しつつ治療の優先順位を早期に決定し,いかに状況に応じた最適な治療戦略を立案できるかが鍵となる。近年は内視鏡的な膵管ステント留置も行われ、臓器温存術式の報告も見受けられるが、集積された報告や長期成績に関する報告は少なく、術式選択はいまだ標準化されていない。本ワークショップにおいては本邦における膵外傷の現況を確認し、循環動態の安定している状態と不安定な状態における最適な治療戦略を検討したい。

ワークショップ3

膵臓移植・膵島移植・人工膵臓の現状と展望

司会剣持 敬藤田医科大学移植・再生医学
佐久間康成自治医科大学消化器一般移植外科

司会の言葉

1型糖尿病患者を対象とした膵臓移植、中でも膵腎同時移植は、移植臓器の生着率上昇とともに生命予後の改善も認められている。一方、わが国ではいまだ多くの移植患者が待機しているが、そのような中、2020年に膵島移植が保険適用となった。膵島移植は、手術による侵襲を低減するだけではなく、膵臓移植に適さない肥満ドナーからの移植も可能であり、今後の発展が期待されている。さらに、再生医療技術を用いた研究も世界中で進められており、着実な発展を遂げている。近年におけるインスリン治療の進歩も踏まえ、膵臓・膵島移植の解決すべき課題と共に、今後に向けた討論ができればと考えている。

ワークショップ4

膵癌におけるPrecision medicineの現状と将来展望

司会池田 公史国立がん研究センター東病院肝胆膵内科
髙橋 秀典大阪大学消化器外科学

司会の言葉

Precision medicineとは、がんの遺伝子を多数同時に調べ、遺伝子変異を明らかにし、個々の遺伝子異常・生物学的特徴に合わせて、最適な治療を患者に届ける個別化治療のことである。膵癌においては、高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-H)、腫瘍遺伝子変異量高スコア(TMB-H)、NTRK融合遺伝子、生殖細胞系列BRCA変異などのDruggableな標的遺伝子異常が認められれば、それに対応した免疫療法や分子標的治療などの治療が可能ではあるが、その頻度も種類も少なく、膵癌におけるPrecision medicineは極めて限定的である。Precision medicineに関連する検体採取の工夫や実際の治療成績、更には現在進められている基礎的研究や臨床導入の新たな試みと成果をご紹介いただき、Precision medicineの現状と今後の展望についてDiscussionしていただきたい。

ワークショップ5

膵疾患におけるAI・ビッグデータの活用

司会阪上 順一市立福知山市民病院消化器内科
蘆田 玲子和歌山県立医科大学内科学第二講座

司会の言葉

人工知能(artificial intelligence)のアルゴリズムの一つである深層学習は、入力されたデータを繰り返し自己学習することでそのデータ内に存在する特徴を認識し、未知のデータに対し自律的にその特徴量を検出することで診断へと導く画期的な技術である。現在、放射線・内視鏡・超音波・病理といった様々な診断領域でAI技術を用いたアプリケーションの開発が進んでいる。また診断領域にのみならず、内視鏡治療や外科手術時の補助ツールとしても応用されており、膵疾患診療において今後重要な役割を果たすことが期待されている。これらAI開発には医療デジタルトランスフォーメーション(DX)化は必須であり、電子カルテデータのみならず、内視鏡領域のJapan Endoscopy Database(JED)や外科領域のNational Clinical Database (NCD)といったビッグデータの活用も重要である。本セッションでは膵疾患におけるAI開発の現状や問題点について積極的に議論していただきたい。

ワークショップ6

胆膵内視鏡室の効率的な運用、リスクマネージメントと課題

司会眞嶋 浩聡自治医科大学附属さいたま医療センター消化器内科
松林 宏行静岡県立静岡がんセンター内視鏡科 / ゲノム医療推進部

司会の言葉

医療事故に関する様々な報道は絶えることなく、医療安全に対する関心は年々高くなっている。ERCP/EUS関連手技など、胆膵内視鏡検査・処置は侵襲性が高く、透視を必要とするものも多い。しかし、限られた部屋で直列に行うと、規定就労時間を大幅に超えてしまうことも稀ではない。働き方改革やチーム医療の観点からも、効率的な検査・処置が求められており、同時にリスクマネジメントも重要な課題である。胆膵内視鏡に携わる人員、検査や処置の順番、鎮静剤の種類、抑制帯や身体固定具の使用、放射線被曝や感染症対策、患者の病態の事前把握、患者の入れ替え、看護マニュアルやクリニカルパスの活用など、安全性と効率を向上させるために準備し、工夫すべき点は多い。本セッションはメディカルスタッフセッションであり、医師だけではなく、多職種の観点から、胆膵内視鏡室の効率的な運用、リスクマネジメントの実践、解決すべき課題などを発表して頂き、議論したい。

ワークショップ7

膵IPMN長期経過観察例の評価

司会笹平 直樹がん研究会有明病院肝胆膵内科
池浦 司関西医科大学内科学第三講座

司会の言葉

IPMNの経過観察では、IPMNの悪性化(由来癌)のみならず、IPMNとは別の部分に発生する通常型膵癌(併存癌)に注意する必要があり、我が国ではIPMNを膵癌リスク因子と捉えて、画像検査を用いた定期的なサーベイランスが行われている。しかし、多くのIPMNは由来癌や併存癌を発症することなく経過するため、長期観察の必要性については議論の余地があり、海外からは変化のないIPMNについては経過観察を5年で終えることも提案されている。実際に、専門外来や検査枠が飽和状態となっている施設も多いのではないだろうか。一方、長期観察を行う場合の検査間隔や画像検査法についても議論が必要である。高齢等の理由によりhigh risk stigmataを伴うIPMNを経過観察することもあるが、その自然史も興味深い。本セッションでは、長期経過観察を行ったIPMNの転機を明らかにするとともに、各施設での長期サーベイランスの現状と課題を幅広い視点から討議していただきたい。

ワークショップ8

膵疾患と腸内細菌・シンバイオティクス

司会渡邉 智裕近畿大学医学部内科学教室消化器内科部門
川嶋 啓揮名古屋大学消化器内科学

司会の言葉

次世代シークエンス解析の進歩により、腸内細菌叢の変化が可視化できるようになった現在、細菌叢の変化及び付随する免疫反応が疾患の発症に関わることが判明している。膵疾患においても、アルコール性膵炎・自己免疫性膵炎・膵癌の発症に腸内細菌やその代謝産物が及ぼす効果が明らかになってきた。また、腸内細菌叢だけではなく、真菌叢の変化も膵炎・膵癌の発症を制御することが理解されつつある。しかしながら、消化管疾患と比べて、膵疾患と消化管微生物の関係解明は立ち遅れているのが現状である。特に膵内に定着する細菌・真菌と疾患の関係は未解明であり、シンバイオティックスの膵疾患への応用もほとんどされていない。本主題では「腸内細菌叢・真菌叢の変化・微生物に対する免疫反応・シンバイオティックスからみた膵疾患の病態解明と治療法開発」に関する挑戦的な演題を募集し、膵疾患と消化管微生物の関係を深く掘り下げたい。

6. 登録に関する注意事項

主題演題(特別企画、シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップ)に応募される方は、不採択となった場合「一般演題として応募する」もしくは「演題を取り下げる」のどちらかを選択してください。

PanCAN Award について

※入会申請後から、会員番号付与まで1か月程度お時間を要します。

NPO法人パンキャンジャパン(PanCAN)より、膵臓癌の研究を助成振興することを目的に“PanCAN Award”を授与いたします。PanCAN Awardの分類・受賞者数・賞金額は以下のとおりです。

  1. Basic Research Award(基礎研究)…1件 10万円
  2. Clinical Research Award(臨床研究)…1件 10万円
  3. Young Investigator Award(若手研究者賞)…3件
    ※年齢35歳以下(2024年4月1日時点)
    (1位:USD1,200、2位:USD1,000、3位:USD800)
応募条件 日本膵臓学会会員に限ります。
Young Investigator Award(若手研究者賞)については、2024年4月1日時点の年齢が35歳以下であること。
応募方法 「演題登録画面」にて、下記のとおり、選択してください。
発表形式 一般演題(口演)
PanCAN Awardに応募しますか 希望する

※3.Young Investigator Awardに応募する場合は、必ず2024年4月1日時点の年齢を入力ください。

主題演題と各種Awardへの重複応募(登録)はできません。
査読の結果、受賞者はPanCAN Award Sessionにて発表を行っていただきます。
なお、選外となったAwardの応募者は、一般演題(口演)での発表とさせていただきます。

7. 入力の際の注意事項

  • 英字および数字は半角で入力してください。
  • ① ② ③のような丸付き数字は使用できません。
  • Ⅰ Ⅱ Ⅲのようなローマ数字も使用できません。英字の組み合わせで、II、VI、XIのように入力してください。
  • αβγ等を使用するときはα& beta; γを使用してください。
  • その他の特殊文字につきましては、こちらをご確認ください。
  • タイトルおよび抄録本文で上付き文字、下付き文字、イタリック文字、アンダーラインなどを使用する際は、書式を変更したい範囲をそれぞれ<SUP></SUP>、<SUB></SUB>、<I></I>、<U></U>で挟んでください。
  • 行の途中で改行したい場合は、改行する文の冒頭に<BR>を入力してください。これらの記号はすべて半角文字を使用してください。
  • 等号「<」「>」を使用するときは、全角文字を使用してください。
  • 抄録本文内の小見出しの括弧は、【 】を使用してください。登録ページ内に、コピー可能なテキストが掲載されています。

8. 演題の受領通知

  • ご入力のメールアドレス宛「登録完了確認メール」が自動配信されますので、演題登録の受領通知といたします。確認メールがお手元に届いたことを必ず確認してください。
    (通常、ご登録後5~10分以内に送信)
  • セキュリティー保護のため、登録後の登録番号とパスワードの問い合わせには応じられませんので、発行された登録番号とパスワードを必ずお控えください。
  • 1~2日経過しても登録完了確認メールがお手元に届かない場合は、メールアドレスが正しく登録されていない可能性が高いので、「確認・修正・削除」ボタンよりご自身の登録画面に入り、正しくご登録されているかご確認ください。

9. 登録内容の確認・修正・削除

  • 登録番号とパスワードを用いて、演題登録期間中に限り抄録の修正・削除が可能です。
  • 投稿された抄録は、原則として校正されずそのまま印刷されます。提出者の責任において正確に作成してください。
  • 演題名・抄録本文のほか、共同演者名についても十分ご確認ください。
  • 登録締め切り後の抄録の変更、および共同演者の追加・変更は一切できません。

10. 演題の採否通知

  • 演題の採否・発表形式・発表日時等は、会長にご一任ください。
  • 演題受理の確認および演題採否の通知は、ご登録いただいたアドレスへメールにてご案内いたしますので、正確に入力をお願いいたします。
    〔 WEBメール(Gmail・Yahoo mail等)をご利用の方へ 〕
    連絡先メールアドレスにGmail・Yahoo mail等のWEBメールを登録している場合、一部メールが不達または遅延する事例が多く見受けられます。
    WEBメールのご利用はお控えいただくことをお勧めいたします。
  • ご応募いただいた演題の採否通知は2024年5月中旬を予定しています。

10. 演題の採否通知

  1. UMINオンライン演題登録システムでは、【Firefox】【Google Chrome】【Internet Explorer】【Microsoft Edge】【Safari】以外のブラウザで演題登録はできません。
    それ以外のブラウザでは、ご利用にならないよう、お願いいたします。
    ※各ブラウザは、最新バージョンの使用を前提としております。
  2. 演題登録についてご不明な点は、まずUMINオンライン演題登録システムFAQをご覧ください。
  3. 暗号通信のご利用をお勧めいたします。
    平文通信では、情報の通り道でデータの盗聴や改ざんの可能性があります。一方、暗号通信ではデータが暗号化されているため、安全に送受信が可能です。
    平文通信は、施設やプロバイダーなどの設定や環境に問題があり、暗号通信が使えない場合に限ってご利用ください。
  4. 下記のボタンより、演題登録画面にお進みください。

演題登録

演題募集を締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。

暗号通信(推奨)

平文通信

演題登録方法に関するお問い合わせ先

第55回日本膵臓学会大会 演題登録事務局
株式会社学会サービス
E-mail: jps55@gakkai.co.jp