事務局

国立大学法人
浜松医科大学腫瘍病理学講座

事務局長: 新村 和也

〒431-3192
静岡県浜松市東区半田山1-20-1
TEL:053-435-2220
FAX:053-435-2225

運営事務局

株式会社 学会サービス

〒150-0032
東京都渋谷区鶯谷町7-3-101
TEL:03-3496-6950
FAX:03-3496-2150
E-mail:jsp66@gakkai.co.jp

学会事務局

一般社団法人 日本病理学会

〒113-0034
東京都文京区湯島1-2-5
聖堂前ビル7階
TEL:03-6206-9070
FAX:03-6206-9077
E-mail:jsp-admin@umin.ac.jp

会長挨拶

第66回日本病理学会秋期特別総会
会長 椙村 春彦
国立大学法人 浜松医科大学 腫瘍病理学講座 教授

会長 椙村 春彦

66回秋期総会を開催するにあたって

第66回日本病理学会秋期特別総会を2020年11月12日(木)、13日(金)の2日間、アクトシティ浜松にて開催させて頂くこととなりました。

静岡県は東海道という大動脈が通過していることもあり、大都市圏から近いような印象を持っていましたが、横に長い県内を中規模の病院が点在するという状況下で、しかも歴史の浅い医科大学は西の端に1校あるのみで、各施設や首都圏の大学の分院などで、一定水準以上の病理診断を支えてきた先達には敬意しかありません。

浜松医科大学病理の初代教授、第一病理の喜納勇教授、第二病理の白澤春之教授を本総会にお招きできないのが残念でなりません。現在、浜松医科大学附属病院の病理診断科の馬場聡教授が中心になり、勉強会も活発に行い、徐々に県内の病理医も増加しています。また同県内の静岡県立がんセンター主催のがんの病理診断の専修医プログラムには県外からの参加者もあり盛況を呈しています。

さて、問題には数ヶ月で解ける問題、数年で解ける問題、数十年かけても解けない問題がある、というのを高校の数学の先生が言っていたのを覚えているのですが、いくらネットを探しても出典がわかりません。数十分で解かなければいけない高校生とか、数秒で判断しなくてはいけない臨床の先生などにとってはあきれた話でありますが、すべての若い方にも、総論的な問題など数十年かかるような問題に取り組んでみたいという気持ちは忘れないでいただきたいと思います。まさに、身の丈をわきまえない問題設定ですが、自分で自分に境界を設定することなくいろいろなcarrier pathを探していただきたいと思います。

分子生物学の病理への応用が境界(frontier)であった時代もありますし、AIなど現在新しいことと思われていることは必ずcommodity化します。そもそも分子生物学ができたのも、ゲノム解析技術が今日のようになったのも物理学者が越境してきた結果です。

今回は、病理診断実務の教育的意味合いのあるIAPも翌日に浜松で開催いたします。診断の実力、病理医としての生活、規約という名の日本独特のシステムなど十数分で解決しなくてはいけない問題を抱えている日常で、水平線を見るきっかけになるような会にしたく、一同プログラムを準備中です。
とくにプログラム委員会は設けておりませんが、とりあげてもらいたいissueがありましたら、お早めにご連絡ください。

家康が敗走して生涯の戒めとした地でもあり、また全国を治める力量を培った地でもあり、innovatorのincubatorとしても有名な浜松でお待ちしております。