第33回日本内分泌外科学会総会

会長挨拶

顔写真

第33回日本内分泌外科学会総会

会長 岩崎博幸

神奈川県立がんセンター乳腺・内分泌外科

この度第33回日本内分泌外科学会総会を2021年6月3日、4日に軽井沢プリンスホテルウエストで開催させていただくこととなりました。

本会を神奈川県立がんセンターが担当させていただきますのは、日本内分泌外科学会として合併する前の日本甲状腺外科学会、第45回総会の吉田明先生(2012年)以来となります。誠に光栄なことであり、機会を与えて頂きました皆様方に感謝申し上げます。

学会のテーマは「若い世代に内分泌外科学の魅力を伝えよう」といたしました。特別講演として、「未曽有の大災害:東日本大震災から10年、内分泌外科医の貢献」を企画しました。原発事故後の甲状腺スクリーニングに貢献された先生方が伝える科学的事実は後世に残る業績であると考えます。

新型コロナ禍において、第32回日本内分泌外科学会総会と第53回日本内分泌外科学会学術大会はWeb開催となりました。本会もどのような形式で開催できるか未確定ですが、今後の感染状況と皆様のご意見を伺い、準備期間も考慮し、3カ月前には決定したいと存じます。開催形式にかかわらず、新しい学会のあり方を若い世代と共に考え、変えていく良い機会であると思います。安全対策の面から、従来のような海外からの招待講演や華美な懇親会もありませんが、今のところ、新型コロナウイルス感染症拡大防止策を徹底した上で、現地開催する準備を進めております。2019年10月の第52回日本内分泌外科学会学術大会(東京ドームホテル)以来、久しぶりに皆様と顔を合わせて、内分泌外科学の未来を語り合う意義ある総会にしたいと考えております。

今後は開催状況等につきまして、ホームページ上で随時情報提供させていただきます。会員の皆様には、是非多数ご参集いただきたいと存じます。感染対策や開催形式に関しては試行錯誤が続きますが、良い形で秋の第54回学術大会に繋げたいと存じます。皆様には一層のご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

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