大会長挨拶

第24回日本神経理学療法学会学術大会
大会長 松田淳子
(大阪行岡医療大学医療学部理学療法学科)
大会長 松田淳子
(大阪行岡医療大学医療学部理学療法学科)
第24回を迎える本学術大会では、「神経理学療法が紡ぐ足跡と新時代」というテーマを掲げました。
私たちはこれまで、数多くの先人の努力と知恵によって、神経理学療法という学問と臨床の道を切り拓いてきました。その歩みを振り返ることは、私たちがどこから来て、どこへ向かおうとしているのかを見つめ直す機会であり、未来に向けて新たな一歩を踏み出す原動力となります。
わずか100名ほどの参加者から始まった学術集会が、今では2000名を超える大きな学術大会へと成長したのは、神経理学療法を支えてこられた多くの方々の情熱の賜物です。その足跡に学びながら、私たちは次の世代へとつながる実践を積み重ねていく責任を担っています。
同時に、現代の神経理学療法は、新たな局面を迎えています。脳科学や工学など関連分野との融合が進み、AI、VR/AR技術、ウェアラブルデバイスなどを活用した介入や評価の方法が次々と登場しています。こうした変化の中で、理学療法士としてどのように社会に貢献し、専門職としての新たな価値を創造していくのかが問われています。
本大会では、講演やシンポジウムなど、多角的な企画を通じて、神経理学療法の「過去を理解し、未来を生きる」ための道筋を探ります。
この大会が、皆様にとって新たな知見と出会いの場となり、神経理学療法のさらなる発展への一助となることを心より願っております。
