第73回日本めまい平衡医学会総会・学術講演会

会長挨拶

第73回日本めまい平衡医学会総会・学術講演会 会長 肥塚  泉(聖マリアンナ医科大学 耳鼻咽喉科学教室)

 第73回日本めまい平衡医学会総会・学術講演会を、聖マリアンナ医科大学耳鼻咽喉科学教室の担当で開催させていただくことになり、大変、光栄に存じております。歴史と伝統のある本学会を主催させていただくことに、会員の皆様には心より感謝申し上げます。会期は平成26年11月5日(水曜日)から7日(金曜日)、会場はパシフィコ横浜会議センターで開催いたします。
 聖マリアンナ医科大学耳鼻咽喉科学教室は開講以来、「めまい・平衡医学の研究と臨床」を、教室の主たる研究テーマとしており、これまでに本学会を平成3年(第50回:竹山 勇 教授)と平成11年(第58回:加藤 功 教授)に開催させていただいております。今回は15年ぶりの開催となり、学会々員ならびにご参加された皆様方にご満足いただけるよう、教室員一同、最善を尽くし準備を進めているところです。
 本学会はポスター演題を重視し、活発な討論を交わすことが伝統であります。今回もこの伝統を受け継ぎ、できるだけ討論時間を多く取りたいと考えています。
 近年のテクノロジーの発展を受けて医療技術や医療機器の進歩は目覚ましく、医療分野に新しい手法が導入されています。めまい平衡医学にもこれらの技術の導入が進められてきています。そこで、今回の学会のテーマは、「めまい平衡医学のニュートレンド」といたしました。
 シンポジウムでは、「耳科領域における画像診断法の最前線」について、パネルディスカッションでは「外側半規管型良性発作性頭位めまい症」について討論していただくことにしています。特別講演として宇宙航空研究開発機構(JAXA)・宇宙医学センター長の向井千秋先生に「宇宙医学の今後の展望」についてお話をいただきます。教育講演として、札幌山の上病院・臨床脳神経研究施設顧問の福島菊郎先生に「小脳と追跡眼球運動―基礎研究と臨床応用の試み―」ついてお話をいただきます。海外招聘講演としてスウェーデン・ルンド大学耳鼻咽喉科教授のMåns Magnusson先生、米国・ピッツバーグ大学耳鼻咽喉科・神経生物学・生物工学教授のCarey D Balaban先生、米国・ピッツバーグ大学リハビリテーション学教授のSusan L Whitney先生にご講演をいただく予定になっています。前庭代償の基礎とこれを応用しためまいリハビリテーションに関する最新の知見についてご紹介していただけると思います。
 今回の学会では、新企画を2つ用意させていただきました。ひとつは、日本めまい平衡医学会と韓国めまい学会との合同セッションです。韓国から、めまいを専門にしておられる多数の先生方のご参加が予定されています。もうひとつは、めまい相談医の先生方を主な対象としたセミナーを開催させていただきます。具体的には、学会3日目の金曜日、朝7時40分からモーニングセミナーで、めまい相談医の先生方の日常診療のお役にたてるようなセッションを開催させていただく予定にしております。
 会場であるパシフィコ横浜会議センターはウォーターフロントに位置し、大型客船が頻回に寄港することで知られている横浜港や、ダイナミックな景観で知られる横浜ベイブリッジを一望することができます。文明開化の趣と国際都市の躍動感を体験していただければと考えております。多くの先生方のご参加を、教室員一同、心よりお待ちしています。

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