第9回慢性期リハビリテーション学会

学会長挨拶

第9回慢性期リハビリテーション学会
学会長 浦 信行

 日本慢性期医療協会の武久会長、並びに慢性期リハビリテーション協会の橋本会長を始め、役員の先生方の御高配を戴きまして、2022年2月3日(木曜日)、4日(金曜日)に第9回慢性期リハビリテーション学会を開催させていただきます。テーマを「プレフレイルからの終生リハ ~After CORONAの時代へ~」としました。すでにワクチン接種も国内で始まっており、その時期がテーマ通りにAfter CORONAとなっていることを切に願っておりますが、2月の札幌は厳寒の冬の季節であり、しかもその時期は雪まつり等の催しなどで現地での開催が困難であることも考慮してすでにWEB開催で行うことが決定しております。本来でしたらご参加の皆様に学会参加だけではなく、冬の札幌・北海道を経験していただき、北の大地の魅力を満喫していただきたいところですが、また別の機会にお越しくださればと考えております。
 さて、世界的な規模で長期間にわたるコロナ禍ですが、呼吸器感染症や各種の重篤な合併症を併発させ、生命予後を大きく脅かしました。その最中では、医療の形から介護の形に至るまで多くの変化が認められ、それに則した対応が求められました。病院受診や施設利用の差し控え、各種リハビリテーションの受療の低減など枚挙に暇がありません。多くの自治体や医療・介護施設ではそのような現実を踏まえた各種の取り組みが成功裏に進み、成果を上げていますが、それには地域差や医療・介護事情の差異があるのが実情です。私共の病院がある札幌市の事情は他の都市の事情とあまり差はありませんが、北海道は広大であり、そのための地域差もあるためそれぞれの現状は大きく異なります。医療・介護の施設だけでなく地域ぐるみの包括的なリハビリテーション体制が必須となります。身体的フレイルにとどまらず、連動する社会的フレイルや心理的・認知的フレイルをも包括する形での対応が望まれます。せっかくの機会ですので、北海道各地域での特色ある活動なども紹介し、全国各地の取り組みと連動することができたらと考えております。これから1年間の状況を見極めながら、第9回も実りの多い学会にしていこうと考えております。多くの会員の皆様からのご指導を戴き、多くの参加者に満足していただける学会にするため、スタッフ全員で築き上げていくつもりですので、何卒よろしくお願いいたします。

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