第6回慢性期リハビリテーション学会

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学会長挨拶

地域づくりはリハビリテーション・マインドを持って

 第6回慢性期リハビリテーション学会を平成31年2月15・16日、埼玉県川越市「ウェスタ川越」で開催いたします。当学会は、今まで大都市開催が続いておりましたが、今回は中核市と言っても地方都市である川越が会場になります。ご承知の通り、埼玉県は、どの都道府県と比較しても団塊の世代の方々が多く、地域包括ケアシステムの構築が急務です。近年川越市は歴史的な建造物や街並みに多くの観光客が訪れ、大いに活気付いてはいますが、高齢化率40%を超えている地域も散見でき、地域住民を中心に対策が進められているところです。私たちの地域に限らず、置かれている状況やニーズの違いはあるものの、地域特性に応じた工夫や取組みが全国各地で進められています。特に自立支援や重度化防止に向けた取組みは活発で、その中心的な役割を担っているのがリハビリテーションです。
 地域包括ケアシステムにおいてリハビリテーションが果たすべき役割を考えるときに、共助としてのサービス提供にとどまらず、自助・互助・公助に対するアプローチも求められています。当学会として、病院・施設・在宅でのリハビリテーション医療の提供はもちろん、社会貢献・地域貢献の視点を持ち、更なる可能性を見い出すことが必要と考えます。そのためには、前回の学会テーマでもある「Enjoyment of life」実現のために、障害を有する人たちと共に歩む気持ち、利益至上主義ではなく新たな可能性を追及する心構え、そして豊かな地域社会の創生を常に意識した「リハビリテーション・マインド」を持つことが大切ではないでしょうか。この概念をベースにした活動を「地域リハビリテーション活動」と言います。
 本学会では、参加される皆さんが制度上に位置付けられた「リハビリテーション医療」だけでなく、地域社会が求めているインフォーマルな活動にも目を向けていただけるようなプログラムと演題で構成していく所存ですので、川越の蔵の街並み等の観光も併せて、奮ってのご参加ご発表をお願いしたいと思います。

第6回慢性期リハビリテーション学会
学会長 斉藤 正身

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