会長挨拶

第58回日本病理学会秋期特別総会
会長 黒田 誠(藤田保健衛生大学 医学部 病理診断科 I )

第58回日本病理学会秋期特別総会を11月22日(木)・23日(金・祝日)に名古屋で私共藤田保健衛生大学がお世話をさせていただくことになり、大変光栄に存じ上げます。藤田保健衛生大学医学部は1972年に開設され、まだ40年と歴史の浅い、いわゆる新設医学部の一員でございます。私と、副会長を務めさせていただく溝口良順教授は第一回生として入学した同級生であり、このような機会を与えていただきました日本病理学会の皆様に厚く御礼申し上げる次第でございます。

秋期特別総会は全員が一会場に一堂に集って優れた研究を発表し、活発に意見を交換する場であり、春の総会とは全く異なった独自のスタイルで実施されております。

今回はA演説8題・B演説3題に加えて、シンポジウムでは、“ヒトの疾患解明に直結した最新の病理学研究”と“医療の現場に役立つデジタルパソロジー”という二つのトピックスを取り上げます。また、病理診断シリーズとして獨協医科大学の小島 勝教授に“非腫瘍性リンパ増殖疾患の病理組織像”、金沢医科大学の野島孝之教授に“骨腫瘍病理の見方と鑑別診断”をご講演いただきます。特別講演では、長野県松本市の菅谷 昭市長にチェルノブイリ原発事故から福島第一原発事故について、ベラルーシでの長期にわたる医療実務を経験された外科医出身の首長としてのお考えをじっくりと拝聴できることと存じます。また、タイムリーな特別企画として、社団法人日本専門医制評価・認定機構 理事長の池田康夫先生から、日本の専門医制度がどうなっていくのか、今までの経過も含め詳しい内容のご講演を賜ります。

また、若手病理医のために剖検ポスターセッションを企画しました。お陰様をもちまして、多くの興味深い症例が集まりました。これには国際交流委員会で人選されたアジアからの指定演者にも加わっていただき、学術交流の場にしていただければ幸いです。
第一日目の夕方にはワインパーティーを昨年に引き続き開催いたします。ワインを飲みながら交流を深め、その後に名古屋の街に繰り出していただければと思っています。また、2日間にわたりランチョンセミナーを2会場でご用意させていただきます。
会場になります「ウインクあいち」はJR名古屋駅から歩いて約5分と交通至便な所で、宿泊・飲食施設等が近くに多くあります。紅葉の東海地方の観光地へのアクセスも抜群であり、熱田神宮・名古屋城・徳川美術館を始めとする歴史的な場所へも地下鉄で迷うことなく到達可能です。また、名古屋にはいわゆる“名古屋めし”と称される独特な食文化が発達しておりますので、是非一度ご賞味いただきたく存じます。

なお、会期後の11月24日(土)には、国際病理アカデミー日本支部主催の教育セミナーがJR中央線で名古屋から2駅の名古屋大学鶴舞キャンパスで開催されますので、併せてのご参加をお願いいたします。万全を期して準備をさせていただきますので、どうぞ皆様、是非名古屋へお出かけ下さい。中部支部一同でお世話させていただく所存でございます。

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